年賀はがきを使えなくなったときは、交換する理由と、手元のはがきの年度・種類で手続きが分かれます。近親者の不幸による服喪と、種類を間違えて買った場合には、それぞれ条件付きの無料交換があります。書き損じや、単に余った場合の有料交換とは別の扱いです。
- 近親者の不幸による服喪:そのはがきの販売期間内なら、普通切手や通常はがき等への交換手数料が無料です。
- 種類の買い間違い:当年度の未使用品を販売期間内に、対象の他の種類の年賀はがきへ替える場合は、手数料無料です。
- 書き損じ・余った分の交換:所定の手数料が必要です。年賀はがきは99枚まで1枚6円、100枚以上は1枚13円。枚数の数え方は後述します。
無料交換の二つの制度は、どちらも簡易郵便局を除く郵便局で扱います。ここで無料となるのは交換手数料で、誤購入では受け取る種類によって別に代金が発生する場合があります。日本郵便の無料交換案内
服喪で使えなくなった年賀はがき
近親者の不幸による服喪のために使えなくなった、お年玉付き年賀はがきと寄付金付きお年玉付き年賀郵便切手が対象です。年賀はがきには、四面連刷・インクジェット紙・くぼみ入り・寄付金付きも含まれます。
無料交換を申し出られるのは、手元のはがき等の販売開始日から販売期間終了日までです。年が明けたかどうかではなく、その商品自体の販売期間を確認します。
受け取れるもの・受け取れないもの
服喪の無料交換では、次のものを受け取れます。
- 普通切手。弔事用切手も普通切手に含まれます。
- 通常はがき・往復はがき。
- 郵便書簡。
- レターパック封筒・スマートレター封筒(特定封筒)。
特殊切手と、お年玉付き郵便はがき・切手は受け取れません。 年賀切手や寄付金付きお年玉付き年賀郵便切手は特殊切手に含まれ、弔事用切手とは分類が異なります。
また、喪中印刷や挨拶文入り喪中はがきなど、絵柄印刷代金等を含む商品は、受け取れるはがきに含まれません。印刷済みの喪中はがきが必要な場合は、交換とは別に用意することになります。
窓口での手続き
- 対象のはがき・切手を、販売期間内に簡易郵便局以外の郵便局へ持参します。
- 近親者の不幸による服喪のため、無料交換を希望することを伝えます。
- 窓口に備え付けの請求書に、請求する方の住所・氏名、亡くなられた方との続柄等を記入します。
年賀状印刷やお手軽年賀など、印刷代金等を含む商品を持ち込む場合は、購入金額から印刷代金等を除いた料額分での交換です。購入金額全額が交換額になるわけではありません。服喪の対象・交換品・手続きの公式案内
種類を間違えて買ったとき
当年度発行の未使用の年賀はがきを、その年度の販売期間内に、当年度の対象の他の種類へ替える場合は、交換手数料が無料になります。服喪の無料交換と違い、受け取るのも年賀はがきです。
同じ種類どうしなら、すべて交換できるわけではない
日本郵便の誤購入の交換表では、次のように区別されています。
- 無地から無地は交換不可。無地(くぼみ入り)から無地(くぼみ入り)も交換不可です。
- 無地から無地(くぼみ入り)、無地からインクジェット紙は、交換できる組み合わせです。
- 絵入り(寄付金付き)どうし、絵入り(寄付金なし)どうし、インクジェット紙どうし、インクジェット写真用どうしは、それぞれ絵柄が異なる場合に限り無料交換の対象です。
「絵柄が異なればよい」という注記を、無地どうしの交換に当てはめることはできません。地方版年賀はがきは、その販売地域の郵便局へ持ち込んだ場合のみ無料交換の対象です。
対象外の券種・状態にも注意
- 広告付きはがき(エコーはがき)、四面連刷、オリジナル年賀はがき、お手軽年賀、年賀状印刷で届いた印刷済みはがきは、誤購入の無料交換に持ち込む対象から外れます。
- 四面連刷は、誤購入の無料交換で受け取る側の対象にもなりません。
- インクジェット写真用は、パックを開封したものは対象外です。
- 未使用でも、汚れや傷みで再販売に適さないものは対象外です。
- 受け取る側も、年賀状印刷やお手軽年賀などの印刷代金等を含む商品は対象外です。
公式の表にある券種でも、年度によっては発行されないものがあります。希望する種類が交換の対象かどうか、手数料のほかに支払いが必要かも、窓口で確かめておきましょう。誤購入の交換表と注記
通常のはがき・切手等へ替えたい場合は、この誤購入の無料交換ではなく有料交換になります。
書き損じ・余った分の手数料
書き損じたはがきや不要になった切手等は、所定の手数料を払って交換できます。年賀はがきを通常のはがき・切手等に替える場合、日本郵便のFAQは1枚6円と案内しています。誤購入の場合のFAQ、前年の余ったはがきのFAQ
ただし、1回の交換請求で、無料交換を除くすべての券種を合算して100枚以上になる場合は、100枚以上の手数料が適用されます。年賀はがきだけを別に数えるわけではありません。
料金表の区分は次のとおりです。
- 郵便切手・通常はがき:99枚まで1枚6円、100枚以上は1枚13円。
- 往復はがき・郵便書簡:99枚まで1枚12円、100枚以上は1枚26円。
- レターパック封筒・スマートレター封筒:99枚まで1枚55円、100枚以上は1枚78円。
- 10円未満の郵便切手・通常はがき:99枚までなら合計額の半額、100枚以上は1枚13円。10円未満の往復はがきも、合算した枚数が99枚までなら合計額の半額、100枚以上なら1枚26円です。
服喪による年賀はがきの無料交換等は、この100枚の合算から除きます。日本郵便の交換手数料と合算条件
料額印面が汚れたり、書き損じたりしたものは無効です。料額印面とは、はがきの料金を表す部分を指します。宛名や本文の書き損じと、料金を表す部分の汚損では扱いが異なります。状態を判断できない場合は、郵便局に確認します。書き損じはがきの注意事項
印刷代金等を含む商品を書き損じた場合も、交換できるのは印刷代金等を除く料額分です。
前年のはがきと、販売期間後の扱い
前年までの年賀はがきは、今年の年賀はがきには交換できません。 過去の年度のくじ引番号付き郵便はがきを、当年度のくじ引番号付き郵便はがきに替えることはできないという、年度の条件があるためです。今年の販売期間内に持ち込んでも、この条件は変わりません。
有料交換で受け取れるものは、公式表では次のように分かれています。
- 当年度の年賀はがきを販売期間中に持参:普通切手、くじ引番号付き郵便はがき、その他の郵便はがき、郵便書簡、特定封筒。
- 当年度でも販売期間後、または他年度の年賀はがき:普通切手、その他の郵便はがき、郵便書簡、特定封筒。くじ引番号付き郵便はがきは受け取れません。
いずれの場合も、特殊切手は受け取れません。販売期間後は服喪・誤購入の無料交換の条件からも外れるため、有料交換で受け取れるものを確認してください。有料交換の公式表
2027年用の販売予定
日本郵便の2026年8月31日発表では、2027(令和9)年用年賀はがきの郵便局等での販売期間は、2026年11月2日(月)9時から2027年1月15日(金)までです。2026年10月20日時点では、これから始まる予定の期間です。
この日程は2027年用のもので、手元にある前年までのはがきの無料交換期間が延びるという意味ではありません。来局前には、最新の販売案内と利用する郵便局の窓口営業時間に目を通しておきましょう。発行概要の本文PDF・3ページ
持ち込む前と、受け取るときの確認
まず、はがきの年度・種類・枚数・状態と、何に替えたいかを整理します。服喪・誤購入の無料交換を希望する場合は、販売期間内で、対象のはがき・交換先に当たるかも確かめます。対象か迷うときは、その内容を持ち込む郵便局か日本郵便のお客様サービス相談センターへ伝えて確認します。
100枚以上のはがきは、料額別に束ねて持参します。大量の場合、確認して結果を知らせるまでに1か月程度かかることがあり、希望する券種の在庫等によってさらに時間がかかる場合もあります。おおむね10,000枚以上のはがきは料額別に箱に納め、1回に10,000枚以上の切手類を持ち込む場合は指定郵便局での扱いとなるため、先に窓口へ相談してください。大量交換の持ち込み方法
通常の窓口でかかる時間や、別途必要な本人確認書類について、参照した交換案内には一律の記載がありません。必要な持ち物や所要時間は、利用する郵便局へ事前に問い合わせてください。
窓口では交換する理由と希望するものを伝え、手数料や別途の代金を確認します。受け取る際は、種類・枚数・精算額を、申し込んだ内容と照合します。希望する交換が対象外だった場合も、その場で別の交換を決めず、有料で替える場合の受取品と費用を確認してから選べます。