マイナ保険証の特例が2026年7月末で終了。8月以降どうなる?

結論

従来の健康保険証の特例使用は2026年7月31日まで。8月以降はマイナ保険証か資格確認書が必須。今すぐ準備を。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(21項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. マイナ保険証の登録済み
  4. 資格確認書の交付対象
  5. 加入する健康保険ごとの取扱い
  6. 引越し・転職などライフイベント直後
  7. 海外赴任からの帰国直後
  8. 例外状況
  9. マイナ保険証が使えるが資格確認書も持つケース
  10. マイナンバーカードを返納している場合
  11. 子ども・高齢者の対応
  12. マイナ保険証の登録解除
  13. 費用・リスク・注意点
  14. 取得・更新に関する費用
  15. 持参を忘れたときの医療機関での対応
  16. マイナ保険証の医療機関での提示方法
  17. マイナ保険証のメリット
  18. 資格確認書のメリット
  19. よくあるトラブル
  20. よくある質問
  21. 参考資料

結論から先に

従来の健康保険証の経過措置が2026年7月31日で完全終了します。8月1日以降は、医療機関の受診時に「マイナ保険証(マイナンバーカードを保険証として利用登録したもの)」または「資格確認書」のどちらかが必要になります。マイナンバーカードを持っていて健康保険証として登録していれば手続き不要、登録していない・カードを持っていない方には保険者から資格確認書が自動的に郵送されます。期限ぎりぎりに気づくと医療機関で困るため、今のうちに自分の状況を確認しておくことが重要です。

※個人差があります。受診の判断は医師にご相談ください。

どんな場合に当てはまるか

2026年8月以降の医療機関受診で求められるものです。

マイナ保険証の登録済み

マイナンバーカードを所持し、保険証として登録(マイナポータルアプリ等で)済みの方。医療機関のカードリーダーで読み取って受診。原則として手続き不要。

資格確認書の交付対象

マイナンバーカードを持っていない、または保険証として登録していない方。加入している健康保険者から自動的に郵送されます(無償)。

加入する健康保険ごとの取扱い

  • 協会けんぽ:未登録者に資格確認書を郵送
  • 健康保険組合:組合ごとに対応、未登録者に郵送が標準
  • 市区町村の国民健康保険:未登録者に郵送、毎年更新が多い
  • 後期高齢者医療:75歳以上に自動郵送

引越し・転職などライフイベント直後

転入届を出した日や転職日から新しい保険者の管理になります。資格確認書も新しい保険者が発行。古い資格確認書は使えなくなります。

海外赴任からの帰国直後

住民登録が再開した時点から新しい資格確認書またはマイナ保険証が必要です。帰国準備の段階でマイナンバーカードの再発行・更新を済ませておくと安心です。

例外状況

マイナ保険証が使えるが資格確認書も持つケース

マイナ保険証を登録していても、希望すれば資格確認書を別途交付してもらえる場合があります(緊急時のバックアップ用など)。

マイナンバーカードを返納している場合

マイナンバーカードを自分の意思で返納している方は、資格確認書が自動的に交付されます。再びマイナンバーカードを取得すれば、改めて保険証としての利用登録ができます。

子ども・高齢者の対応

  • 0〜15歳:保護者の対応で資格確認書が自動交付
  • 高齢者:本人確認が難しい場合も保険者経由で資格確認書
  • 施設入所者:施設職員・家族と相談しながら保険者が対応

マイナ保険証の登録解除

マイナ保険証として登録した後でも、マイナポータル等で解除(保険証としての利用停止)が可能です。解除後は資格確認書を申請して交付を受けます。

費用・リスク・注意点

取得・更新に関する費用

  • マイナ保険証としての登録:無料
  • 資格確認書:無料
  • マイナンバーカードの新規発行:無料
  • マイナンバーカードの再発行(紛失等):1,000円(カード再発行料)
  • 顔写真:無料の証明写真機もあり

持参を忘れたときの医療機関での対応

2026年8月以降、マイナ保険証も資格確認書も持たずに受診すると、その日は10割負担で支払う必要があります。後日、保険資格を証明できれば差額の返還を受けられますが、手続きが煩雑です。常に1つは携帯することが重要です。

マイナ保険証の医療機関での提示方法

  • 受付のカードリーダーにマイナンバーカードを置く
  • 顔認証または4桁の暗証番号入力(利用者証明用)
  • 過去の薬・特定健診情報の提供同意(任意)
  • 高額療養費の限度額適用が自動化(事前申請不要)

マイナ保険証のメリット

  • 過去の薬剤情報・特定健診結果が医師に共有可能
  • 引越し・転職時の保険証切替手続きが不要
  • 限度額適用認定証の事前申請が不要(自動適用)
  • 確定申告で医療費控除のデータ自動取得

資格確認書のメリット

  • マイナンバーカード不要で従来通り紙で携帯
  • 暗証番号入力やカードリーダー操作が不要
  • カード破損・紛失時の心配なし
  • 高齢者・機械操作が苦手な方に向いている

よくあるトラブル

  • カードリーダーで読み取れない(カード破損・データ不整合)
  • マイナンバーカードの電子証明書の有効期限切れ(5年で更新必要)
  • 引越し後の住所変更未届け
  • 暗証番号忘れ(マイナポータルで再設定可能)

よくある質問

Q. マイナンバーカードを持っているけど、保険証登録していません。どうすればよい?

①そのまま保険証登録するか、②しないまま資格確認書を受け取るかの選択です。登録は自宅でマイナポータルアプリから5分程度で完了。医療機関のカードリーダーや、セブン銀行ATMでも登録できます。登録しなければ加入している保険者から資格確認書が自動郵送されます。

Q. 緊急時に病院に行く時、マイナ保険証も資格確認書もない場合は?

その場で本人確認できない場合、いったん10割負担で受診し、後日に保険資格を証明できれば差額返還を受けられます。意識がない救急搬送の場合は、家族や付き添い者が後日に資格を証明する手続きをします。可能な限りカードや確認書を持ち歩くことが重要です。

Q. 子どもの分の手続きはどうしますか?

15歳未満の子どもは保護者が代理で手続きします。マイナンバーカード(子ども用)を発行している場合は保護者が保険証登録できます。していない場合は加入している保険者から子どもの分の資格確認書が自動郵送されます。受診時は子どもの確認書と保護者の身分証を持参すると安心です。

Q. マイナ保険証と資格確認書、どちらが便利ですか?

頻繁に医療機関を受診する方、引越しが多い方、限度額認定証が必要な方はマイナ保険証が便利です。一方、機械操作が苦手な方、シンプルな運用を好む方、マイナンバー制度に懸念がある方は資格確認書が向いています。両者の使い心地に大きな差はなく、好みで選べます。

参考資料

  • 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について」— 公式案内
  • デジタル庁「マイナ保険証について」— 登録方法と運用
  • 全国健康保険協会「マイナ保険証・資格確認書に関する案内」— 協会けんぽの対応
マイナ保険証の特例が2026年7月末で終了。8月以降どうなる? — 健康 関連イラスト (どうする?)
Photo by Vitaly Gariev on Unsplash

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参考資料

  1. 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について」
  2. デジタル庁「マイナ保険証について」
  3. 全国健康保険協会「マイナ保険証・資格確認書に関する案内」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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