5月分の給与から子ども子育て支援金が引かれた。金額の確認方法は?

結論

5月給与から子ども子育て支援金が天引き。健康保険料の内訳で確認。料率0.23%(2026年度)で年収400万円なら月750円前後。給与明細の控除欄を見比べてください。

どうする?編集部 · · 読了 約5分
目次(17項目)
  1. 結論から先に
  2. 給与明細での確認方法
  3. 2026年度の料率
  4. 段階的引き上げの予定
  5. 5月から徴収開始する会社が多い理由
  6. 国民健康保険の場合
  7. 介護保険料との違い
  8. 給付の使途
  9. 子育てしていない世帯の負担
  10. 家計への影響
  11. 賃上げとの相殺
  12. 国民健康保険の確認方法
  13. 65歳以上の方
  14. 2026年6月の年金振込
  15. 確定申告での扱い
  16. よくある質問
  17. 参考資料

結論から先に

2026年4月から始まった子ども・子育て支援金が、5月支給の給与から本格的に天引きされています。給与明細の健康保険料の内訳に「子ども・子育て支援金」として加算されているはずです。料率は0.23%(2026年度、被用者保険)で、年収400万円の方なら月750円前後、年収500万円なら月950円前後の負担です。料率は2028年度まで段階的に引き上げられる予定なので、今後さらに上がる見込みを家計に組み込んでおいてください。

給与明細での確認方法

給与明細の「控除」欄を確認してください。

  • 健康保険料(従来通り)
  • 健康保険料(子ども・子育て支援金)(2026年4月以降)
  • 厚生年金保険料(従来通り)
  • 介護保険料(40〜64歳のみ)
  • 雇用保険料
  • 所得税
  • 住民税

「子ども・子育て支援金」の表記が見当たらない場合は、健康保険料に含まれているか、別の形で表示されている可能性があります。会社の給与担当に確認してください。

2026年度の料率

被用者保険(会社員・公務員)の2026年度料率です。

  • 0.23%(労使折半で本人負担0.115%)
  • 標準報酬月額の0.115%(会社負担分は別途)
  • 2026年4月分の保険料から徴収開始

年収別の月の本人負担額目安です。

  • 年収300万円:月560円前後
  • 年収400万円:月750円前後
  • 年収500万円:月950円前後
  • 年収700万円:月1,300円前後

段階的引き上げの予定

2028年度まで段階的に引き上げられます。

  • 2026年度:0.23%
  • 2027年度:約0.30%(予算で決定)
  • 2028年度:約0.40%(予算で決定)

正式な料率は各年の予算で決まりますが、2028年度時点で2026年度の約1.7倍の負担になる見込みです。

5月から徴収開始する会社が多い理由

社会保険料の仕組み上、4月分の保険料が5月支給の給与から天引きされるのが一般的です。

  • 4月分の支援金徴収開始
  • 5月支給の給与から天引き
  • 標準報酬月額が改定される9月(定時決定)

5月の給与明細で初めて支援金を確認できる、というケースが多いです。

国民健康保険の場合

国民健康保険加入者(自営業、フリーランス、無職など)も支援金を負担します。

  • 市町村から送られる納入通知書で確認
  • 世帯所得・人数に応じて計算
  • 2026年6月以降の通知に反映

国民健康保険の支援金徴収は、被用者保険より少し遅れて始まる場合があります。

介護保険料との違い

40〜64歳の方は、介護保険料も健康保険料に加算されています。

  • 介護保険料:1.62%(2026年度)
  • 子ども・子育て支援金:0.23%(2026年度)
  • 両方とも健康保険料の内訳に加算

「給与から急に多く引かれた」と感じる方は、介護保険料の改定(年1回)と支援金の追加が重なっている可能性があります。

給付の使途

徴収された支援金は次の用途に使われます。

  • 児童手当の拡充(第3子3万円、所得制限撤廃)
  • 保育・幼児教育の充実
  • 産後ケア・育児支援
  • 子ども医療費の助成拡大
  • ヤングケアラー支援

子育て世帯への直接給付・サービス拡充が中心ですが、社会全体で支える形になっています。

子育てしていない世帯の負担

「子どもがいないのに払うのは納得がいかない」という意見も多いです。

  • 全世帯が負担する設計
  • 社会保険の仕組みを利用
  • 子育て世帯への支援を社会全体で行う考え方

賛成・反対の意見はあります。法的には継続される予定です。

家計への影響

年収500万円世帯の場合、年間の支援金負担額の試算です。

  • 2026年度:月950円×12か月 = 11,400円
  • 2027年度:約14,000円(推定)
  • 2028年度:約20,000円(推定)

家計簿には「2028年度の負担増」を見越して、月2,000円程度の余裕を見ておくと安心です。

賃上げとの相殺

2026年は賃上げ率が5%前後と高めですが、社会保険料・税の引き上げで手取りが思ったほど上がらないケースが報告されています。

  • 額面での年収アップ
  • 健康保険料・介護保険料・支援金の引き上げ
  • 結果として手取り増加が限定的

「手取りで増えた額」を実感として確認したい場合は、給与明細の差引支給額を前年と比較してください。

国民健康保険の確認方法

国民健康保険加入者は、6月以降に届く納入通知書で確認します。

  • 国民健康保険料の内訳
  • 子ども・子育て支援金部分
  • 世帯所得に応じた額

不明な点は市町村の国民健康保険担当課に電話で確認できます。

65歳以上の方

65歳以上で介護保険1号被保険者の方も、子ども・子育て支援金を負担します。

  • 介護保険料に上乗せして徴収
  • 年金からの天引きが多い
  • 自治体ごとに料率設定

年金から引かれる場合、2026年6月以降の年金振込で反映が始まります。

2026年6月の年金振込

国民年金・厚生年金の振込額が2026年6月から1.9%増額されますが、同時に介護保険料・支援金が引かれるため、純粋な手取り増加は限定的です。

  • 年金 1.9%増額
  • 介護保険料・支援金の負担
  • 差し引きで月数百〜数千円の増加

家計簿で実際の差し引き額を確認しておくと、家計計画が立てやすくなります。

確定申告での扱い

健康保険料は所得控除(社会保険料控除)の対象です。

  • 給与から天引きされた分は源泉徴収票に反映
  • 国民健康保険の場合は確定申告で控除
  • 子ども・子育て支援金も同じ社会保険料控除に含まれる

控除なので、所得税・住民税の軽減につながります。

よくある質問

Q. 扶養家族にも保険料がかかりますか?

扶養家族には支援金は直接かかりません。世帯主(被保険者)の給与から天引きされる形で負担します。これは健康保険料の仕組みと同じです。例えば配偶者を扶養している方は、配偶者の分の支援金を別途払うわけではなく、世帯主の給与から徴収されます。

Q. 国民健康保険の場合はどうですか?

国民健康保険加入者(自営業・フリーランス、無職など)も支援金を負担します。料率は被用者保険と異なります。2026年度の負担は世帯所得・人数に応じて計算されます。市町村から送られる国民健康保険料の納入通知書で確認できます。

Q. 今後さらに上がりますか?

2026年度の料率は0.23%(被用者保険)、これは2028年度まで段階的に引き上げられます。2027年度・2028年度の正式な料率は予算で決まります。年収400万円の方なら、2026年度月750円→2028年度月1,300円前後の見込みです。家計の計画には3年先を見ておくと安心です。

Q. 天引きされていることに納得がいきません。給付はどう使われますか?

徴収された支援金は、児童手当の拡充(第3子3万円、所得制限撤廃)、保育・幼児教育の充実、産後ケアなどに使われる予定です。子育て世帯の支援が中心ですが、子育てしていない世帯も負担する仕組みです。納得・反対の意見はそれぞれありますが、現時点では法制度として進められています。

参考資料

  • 厚生労働省「子ども・子育て支援金制度」— 制度の公式説明
  • こども家庭庁「子ども・子育て支援金」— 給付内容と対象
  • 全国健康保険協会「協会けんぽ」— 料率と計算方法
5月分の給与から子ども子育て支援金が引かれた。金額の確認方法は? — お金 関連イラスト (どうする?)
Photo by Arturo Añez on Unsplash

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参考資料

  1. 厚生労働省「子ども・子育て支援金制度」
  2. こども家庭庁「子ども・子育て支援金」
  3. 全国健康保険協会「協会けんぽ」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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