ANAの新「往復運賃」は片道2回より本当に安い?
往復運賃は片道2回より数千円安いケースが多い。オープンジョー対応で目的地が左右違う旅程にも使える。変更条件は片道より制約あり。
目次(15項目)
結論から先に
ANA国内線の往復運賃は、2026年5月19日搭乗分から新しく設定された区分です。片道2回分の単純合計よりも数千円〜1万円程度割安になることが多く、確実に往復する予定なら有利な選択です。オープンジョー(往復で違う空港)にも対応しています。片方をキャンセルすると往復割引が無効になる点だけ注意してください。
往復運賃の特徴
- 片道2回より割安
- 同一便種・運賃区分で往復を購入
- オープンジョー対応
- 変更・払戻条件は運賃区分(シンプル・スタンダード・フレックス)の規定に従う
価格イメージ(あくまで例)
- 東京〜大阪 シンプル片道:12,000円 × 2 = 24,000円
- 東京〜大阪 シンプル往復:20,000円前後
- 差額:3,000〜4,000円程度
実際の差額は時期・需要・運賃区分で変わるため、ANAの予約画面で比較するのが確実です。
オープンジョーの例
ケース1:東京〜関西
- 往路:羽田 → 関空
- 復路:伊丹 → 羽田
- どちらも往復運賃の対象
ケース2:東京〜九州
- 往路:羽田 → 福岡
- 復路:熊本 → 羽田
- 往路の福岡から熊本までは陸路移動
ケース3:羽田〜成田
- 往路:羽田 → 札幌
- 復路:札幌 → 成田
- 出発地が首都圏内で異なるパターン
当てはまる人・例外
往復運賃が向く
- 確実に同じ路線を往復する
- 旅程変更の可能性が低い
- 出発地と到着地を入れ替える観光旅行
- 出張で日程が固まっている
片道2回購入が向く
- 帰路を別の交通手段(新幹線等)にする可能性
- 帰路の都市が大きく変わる可能性
- 片方の便だけ早割を狙いたい
- 上級会員の特典で別予約に分けた方が得な場合
失敗しやすい誤解
- 「往復は必ず安い」 → 早割の組み合わせで片道2回の方が安い場合もある
- 「往復は同じ運賃区分のみ」 → 同じ区分内での組み合わせが基本
- 「片方キャンセルしても割引維持」 → 無効になり再精算
- 「オープンジョーは追加料金」 → 往復運賃の枠内で対応
予約の手順
- ANAサイト・アプリで「往復」を選択
- 出発地・到着地を入力(オープンジョーなら復路も指定)
- 日付を選択
- 運賃区分(シンプル・スタンダード・フレックス)を選ぶ
- 往復運賃と片道2回の価格を比較
- お得な方を選択
払戻し・変更の注意
往復運賃は2区間を一括で扱うため、片方の変更でも往復の規定が適用されます。
- 区分がシンプル:変更不可(払戻のみ)
- スタンダード:一定の条件で変更可
- フレックス:変更・払戻に強い
よくある質問
Q. 復路の搭乗を放棄した場合、往路は影響を受けますか?
往路を済ませた後で復路を放棄しても、往路の搭乗自体は問題ありません。ただし、復路分の払戻しは受けられないことが多く、結果として片道分しか使えないのに往復料金を払ったことになります。
Q. 往復運賃でマイレージは多く貯まりますか?
加算マイル数は搭乗距離と運賃区分で決まるため、片道2回と往復1回で大きな差はありません。お得なのは現金支出の方です。
Q. 子連れで往復運賃を予約しても問題ない?
問題ありません。むしろスタンダード以上の往復運賃で、家族の座席を並べて確保するのが安心です。
Q. アップグレード対象は変わりますか?
スタンダード以上ではアップグレードが可能です。シンプル運賃は対象外のことが多いため、上位サービスを使いたい場合はスタンダード以上を選んでください。
参考資料
- ANA「国内線運賃リニューアル」— 往復運賃を含む新運賃の概要
- ANA「往復運賃の条件」— 適用条件と払戻ルール
- ANAグループ プレスリリース— 制度変更の背景
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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