コンタクトを外さず寝てしまった|朝、目が赤い時の対処と眼科受診の目安

結論

まずレンズは無理に外さず、人工涙液で潤してから外す。強い痛み・白いにごり・視力低下があれば当日中に眼科へ、なければメガネで半日様子を見て翌日も違和感が残れば受診。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(7項目)
  1. 起きた直後、いきなり外そうとしない
  2. 外した後、鏡で3つ確認する
  3. 眼科に電話するライン
  4. 装用を再開してよいタイミング
  5. その日 避けたいこと
  6. 繰り返し寝落ちしてしまう時の予防
  7. 参考資料

深夜や早朝に「コンタクトつけたまま寝ちゃった」と気付いた時、そのまま指でレンズをつまんで外そうとして角膜を傷つけてしまう人が意外と多いです。まず無理に引きはがさず、人工涙液を数滴入れて数回まばたきしてから外すのが安全です。外した後で充血の程度、痛みの強さ、見え方の変化を鏡で確認し、判断ラインを超えていれば当日中に眼科へ電話します。

起きた直後、いきなり外そうとしない

寝ている間はまばたきが止まり、レンズと角膜の間の涙が乾いて張りついた状態になっています。乾いたまま指でつまんで外すと、角膜表面の上皮を一緒にはがしてしまうことがあります。朝いちばんに眼科へ駆け込む患者さんの多くが「痛くて外れないから力を入れた」ケースだと聞きます。

まずは市販の人工涙液(ソフトサンティアやロートCキューブなど、防腐剤フリーの製品)を2〜3滴さしてください。数回まばたきしてレンズが動く感覚が戻ってから、いつもの手順で外します。動かない場合はもう5分待って再度点眼し、それでも張りついているようなら、無理をせずメガネに切り替えて眼科の受診時間まで待ちます。

外した後、鏡で3つ確認する

充血の色、痛みの強さ、見え方を順にチェックします。

充血は、白目全体がうっすらピンクなら軽度、白目のふちが真っ赤で血管が浮いて見える状態なら中〜重度と考えて構いません。片目だけ真っ赤で反対側は正常な場合、角膜のトラブルが起きているサインです。

痛みは、なんとなくゴロゴロする程度なら軽症寄り、まぶしくて目を開けていられない、涙が止まらないといった強さなら受診の段階です。目を閉じても痛みが引かない、頭を動かすと響くように痛い、そんな訴えは角膜の傷を示唆します。

見え方は、片目ずつ手で覆って新聞や画面の文字がくっきり読めるかを確かめます。文字が白くにじむ、視界に白いもやがかかっているように感じるなら、角膜が浮腫んでいるサイン。

眼科に電話するライン

次に当てはまれば、その日のうちに眼科に電話して受診の可否を相談してください。土日祝は「休日夜間急患診療所」で眼科当番医が指定されている自治体もあるので、市区町村名と「休日 眼科」で検索すると探せます。

  • 目を開けているのがつらいレベルの痛みや、まぶしさ
  • 白目のふちが真っ赤で血管が浮き上がっている
  • 白い点や白いもやが視界に出ている
  • 片目だけ視力が明らかに落ちている
  • 破れたレンズや、一部が目に残っている感覚がある

痛みも充血もほとんどなく、少しゴロゴロする程度なら、その日はメガネで過ごし半日後にもう一度状態を確かめます。翌日も違和感が残る、悪化しているようなら平日の午前中に眼科へ。症状が消えても、寝落ちしたそのレンズが2週間交換タイプや月間交換タイプなら廃棄し、次のペアに切り替えておきます。

装用を再開してよいタイミング

痛みや充血が完全に引き、視界のもやが消えてから、24時間はメガネで様子を見るのが安全です。その上で違和感なく過ごせたら装用を再開します。目安として、無症状なら翌日か翌々日、軽い充血があった人は3日〜1週間ほど休ませたい期間です。眼科で診てもらった場合は医師の指示を優先してください。

再開時はいきなり長時間つけないほうが無難です。普段12時間装用しているなら、6〜8時間から戻し、違和感が出たら翌日はさらに短くします。日中は防腐剤フリーの人工涙液を2〜3時間おきに1滴さして潤いを保つと、乾燥によるダメージが減ります。

その日 避けたいこと

装用時間を延ばして日中もつけっぱなしにするのは、角膜への酸素供給が長時間止まった状態を悪化させます。仕事や外出でどうしても視力矯正が必要でも、その日はメガネで通してください。目薬をさすなら、メントール入りのクール系ではなく防腐剤フリーの人工涙液が無難です。市販の充血除去成分入りやアレルギー用の目薬は症状を隠してしまい、受診が遅れる原因になります。

シャワーや洗顔で目を強くこすらないよう、まぶたの上からやさしく洗います。ドライヤーの温風を目に直接あてるのも乾燥を悪化させるので避けたいところ。

繰り返し寝落ちしてしまう時の予防

深夜勤務や乳幼児の夜間対応など、寝落ちの環境そのものを変えにくい人も多いはずです。次のペアから1dayタイプに切り替えると、外し忘れても翌日は新しいレンズになるため衛生的なダメージが小さく済みます。夜だけメガネに切り替える、玄関やソファ近くにレンズケースと目薬を置いて「帰宅後10分以内に外す」動線を作る、といった物理的な工夫も現実的です。

週に1回以上寝落ちが続くようなら、それは眼科の問題というより睡眠の問題である可能性があります。過労や睡眠不足、シフト勤務による生活リズムの乱れが背景にあるなら、内科や睡眠外来にも相談してみてください。

参考資料

  • 日本眼科学会「コンタクトレンズによる眼障害」
  • 日本コンタクトレンズ学会「装用時間と角膜への影響」

※個人差があります。受診の判断は医師にご相談ください。

コンタクトを外さず寝てしまった|朝、目が赤い時の対処と眼科受診の目安 — 健康 関連イラスト (どうする?)
Photo by Greg Rosenke on Unsplash

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参考資料

  1. 日本眼科学会
  2. 日本コンタクトレンズ学会

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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