2026年の確定申告、マイナポータル連携をスマホでやるとどこまで自動で入る?

結論

2026年確定申告は連携7項目(ふるさと納税・医療費・iDeCo・生命保険・地震保険・公的年金・控除証明)が自動で入る。連携設定は1月中に。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(15項目)
  1. 結論から先に
  2. 当てはまる人
  3. 医療費控除・ふるさと納税控除を毎年使う人
  4. iDeCo・生命保険・地震保険の控除がある会社員
  5. 証券口座で売買のあった人
  6. 副業・複数の所得がある人
  7. 当てはまらない・自動取込されないケース
  8. 費用・期限・具体情報
  9. 必要なもの
  10. 連携できる主な機関と項目
  11. 連携手続きの流れ
  12. 注意点
  13. よくある不具合と対処
  14. よくある質問
  15. 参考資料

結論から先に

2026年の確定申告は、マイナポータル連携を使うとふるさと納税・医療費・iDeCo・生命保険料・地震保険料・公的年金・証券会社の取引報告書まで自動で取り込まれます。スマホとマイナンバーカードがあればパソコン不要で、e-Tax送信まで完結します。連携の事前設定(証券会社・保険会社・ふるさと納税サイトでの「同意」)は、1月中に終わらせると2月の申告開始時にスムーズに進められます。

当てはまる人

マイナポータル連携で大きく時間が節約できるのは以下のような方です。

医療費控除・ふるさと納税控除を毎年使う人

医療費の集計・寄付金受領証明書の入力に時間がかかっていた方は、自動取込で20〜60分短縮できることがあります。

iDeCo・生命保険・地震保険の控除がある会社員

年末調整で間に合わなかった控除や、複数の保険を持っている方は、各社のはがき・PDFをいちいち見て入力する手間が減ります。

証券口座で売買のあった人

特定口座・一般口座の年間取引報告書がXMLデータで自動取込されるため、株・投信の配当・売却益・損失の入力ミスが減ります。

副業・複数の所得がある人

給与・年金・株式・不動産など複数所得がある方は、入力項目が多いため自動取込の効果が大きくなります。

当てはまらない・自動取込されないケース

以下は2026年時点で自動取込の対象外です。手入力または別途書類添付が必要です。

  • 住宅ローン控除の初年度:借入金残高証明書・売買契約書のコピーが必要
  • 未対応の寄付:マイナポータル連携未対応のふるさと納税ポータル、または直接申し込んだ寄付
  • 自費医療費・市販薬・通院交通費:医療費控除の明細書に手入力
  • 副業の事業所得・不動産所得:青色決算書・収支内訳書は自分で作成
  • 海外所得・暗号資産の利益:自動取込なし

費用・期限・具体情報

必要なもの

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード読み取り対応のスマホ(iPhone 7以降、対応Android)
  • 署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)
  • 利用者証明書用パスワード(4桁数字)
  • マイナポータルアプリ
  • 国税庁「確定申告書等作成コーナー」のアクセス

連携できる主な機関と項目

  • ふるさと納税:さとふる・楽天ふるさと納税・ふるなび・ふるさとチョイス・ANAのふるさと納税など主要ポータル
  • 医療費:協会けんぽ・健康保険組合・国民健康保険・後期高齢者医療
  • iDeCo:国民年金基金連合会
  • 生命保険:日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命など主要生保
  • 地震保険:主要損保(東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパン・あいおいニッセイなど)
  • 公的年金:日本年金機構(源泉徴収票)
  • 証券:SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券など主要ネット証券

連携手続きの流れ

  1. マイナポータルにログイン
  2. 「もっとつながる」から各機関へ連携申請
  3. 各機関側で「データ提供への同意」を完了
  4. 1月下旬〜2月上旬にデータが揃う
  5. 国税庁「確定申告書等作成コーナー」でマイナポータル連携を選択して開始
  6. 申告書作成・送信

注意点

  • 同意が反映されるまで数日〜2週間かかる機関あり
  • 証券会社は前年中に「特定口座年間取引報告書の電子交付」に同意していないと取り込めない
  • ふるさと納税ポータルでは、寄付時または寄付後にマイナポータル連携の同意手続きが必要

よくある不具合と対処

  • マイナンバーカードが読めない:スマホのケースを外す、NFC位置を確認
  • パスワード忘れ:市区町村の窓口で再設定(マイナンバーカードと本人確認書類を持参)
  • 連携データが反映されない:マイナポータルアプリの更新、各機関側の同意状況を確認

よくある質問

Q. 連携設定をしておけば、確定申告は何もしなくてよくなりますか?

完全自動ではありません。データは自動入力されますが、本人が内容を確認し、不足分(自費医療費・控除対象外と判定された寄付など)を追加入力する必要があります。最終的な「送信」ボタンを押すのは本人です。

Q. 過去の年分も自動取込できますか?

その年に発行された控除証明書だけが対象です。過去の年分(更正の請求など)は従来通り紙の証明書での申告となります。

Q. 申告内容が誤っていた場合の責任は誰にありますか?

申告内容は本人の責任です。自動取込のデータも一度は内容確認してから送信する必要があります。明らかなデータ不一致(金額の桁違いなど)があれば、データ提供元(保険会社・健保組合など)に確認してください。

Q. パソコン操作が苦手です。確定申告会場でも連携を使えますか?

税務署の確定申告会場でもマイナポータル連携を使った申告がサポートされています。マイナンバーカードと、スマホ、各種パスワードを持参すれば、職員のサポートで進められます。事前にe-Taxアカウントを作っておくとスムーズです。

Q. e-Taxではなく紙で申告したい場合、連携は使えますか?

連携で取得したデータは、紙申告の入力補助にも使えます。ただし、紙で提出する場合は、控除証明書の原本添付やコピー添付が改めて必要なこともあります。e-Tax送信なら添付省略(5年間保管)になるため、連携を使うならe-Taxが効率的です。

参考資料

  • 国税庁「マイナポータル連携特設ページ」— 連携対象機関と手続きの公式情報
  • デジタル庁「マイナポータル」— アカウント設定とアプリの基本操作
  • 国税庁「確定申告書等作成コーナー」— オンライン申告の入口
2026年の確定申告、マイナポータル連携をスマホでやるとどこまで自動で入る? — お金 関連イラスト (どうする?)
Photo by Carlos Muza on Unsplash

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参考資料

  1. 国税庁「マイナポータル連携特設ページ」
  2. デジタル庁「マイナポータル」
  3. 国税庁「確定申告書等作成コーナー」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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