ANA・JALのマイル有効期限が迫っている、消化する方法
マイルの有効期限は獲得月から36か月です。期限が迫っている場合は特典航空券・電子マネー交換・Amazonギフト券交換を優先し、家族への合算や延長制度も確認してください。
目次(14項目)
結論から先に
ANA・JALのマイルはいずれも獲得月から36か月(3年)で失効します。有効期限が3〜6か月以内に迫っている場合、価値の高い順に「特典航空券」「特典アップグレード」「電子マネー交換」「Amazonギフト券交換」の順で消化を検討してください。家族のマイルをまとめられる制度を使えば、一人では足りなかった特典航空券の必要マイル数に届く場合もあります。
マイルの有効期限のしくみ
ANAもJALも、マイルの有効期限は「獲得した月の翌月から36か月」が基本です。月ごとに獲得したマイルのバッチが異なる期限を持っています。
例えば2024年3月に獲得したマイルは2027年3月末(JAL)または2027年4月末(ANAは翌月末)まで有効です。複数の期限のマイルが混在している場合、もっとも早く失効するマイルから優先的に使われることが多いですが、使用時の挙動は会社によって異なります。
マイレージ会員ページ(My ANA・JALマイレージバンク)にログインすると、マイルの残高と各バッチの有効期限が一覧で確認できます。失効月の案内メールを受け取る設定にしておくと、見落としを防げます。
マイルを使う方法とお得度の比較
特典航空券(最もお得)
マイルの使い道として価値が最も高いのが特典航空券です。現金で買う場合と比べてマイル1単位あたりの価値が高くなります。
国内線の必要マイル数の目安
| 路線 | ANAの目安(片道) | JALの目安(片道) |
|---|---|---|
| 短距離(東京〜大阪など) | 5,000〜8,500マイル | 5,000〜7,000マイル |
| 中距離(東京〜札幌・福岡) | 7,500〜12,000マイル | 7,000〜10,000マイル |
| 長距離(東京〜沖縄など) | 10,000〜15,000マイル | 9,000〜12,000マイル |
※マイル数は時期・空席状況・プログラム変更で変動します。公式サイトで最新の必要マイル数を確認してください。
特典航空券は人気路線・繁忙期は早い段階で埋まります。ANAは355日前、JALは355日前から予約可能なため、希望の日程が決まったら早めに手配してください。
特典アップグレード
すでに購入済みの航空券をエコノミーからビジネスに格上げするサービスです。ビジネスクラスとの価格差を現金で支払う場合と比べて、マイルでアップグレードするほうが価値が出やすい場合があります。
電子マネー・ポイント交換
少ないマイル数でも利用できる交換先として電子マネーやポイントがあります。
ANAマイルはANA Payへのチャージ、Edy交換などが可能です。JALマイルはeJALポイントに交換後、各種提携サービスで使えます。ただし交換レートは特典航空券と比べると低めです。2,000マイル未満の端数マイルを処理するのに向いています。
Amazonギフト券・商品交換
ANAマイレージモールやJALマイレージバンクのマイルを使った商品・ギフト券交換もできます。マイルの価値は交換レートによって変わるため、まず交換後の金額を計算してから決定するのが賢明です。特典航空券よりレートは低めになるケースがほとんどです。
家族マイルの合算
一人のマイルでは特典航空券の必要マイルに届かない場合、家族のマイルと合算できる制度があります。
ANAは「ANAファミリーマイル」として同居の家族間でマイルをシェアできます。JALは「JALファミリーマイル」という制度があります。どちらも会員登録が必要で、細かい条件は公式サイトで確認してください。
合算したマイルを使って家族全員分の特典航空券を取れると、現金支出を大きく削減できます。
有効期限の延長について
基本的に失効間近のマイルそのものを延長する手段は限られています。ただし、フライトの搭乗やクレジットカード利用でマイルを追加獲得し続けることで、新しいバッチのマイルが生まれて残高全体が充実します。
ANA・JALのクレジットカードを日常の買い物で使うことで、継続的にマイルを獲得でき、バッチの期限を分散させることができます。公式サイトで案内される延長サービスがある場合は内容と条件を確認してください。
当てはまるケース・当てはまらないケース
特典航空券が向いているケース
- 旅行・帰省の予定がある
- 家族でまとめてマイルを使いたい
- 5,000マイル以上残っている
電子マネー・ギフト券交換が向いているケース
- 端数(2,000マイル未満)を残さず使い切りたい
- 飛行機に乗る予定がない
早急に対処が必要なケース
- 有効期限まで3か月以内
- 年末年始・GWなど繁忙期に特典航空券を取りたいが、空席が少ない
数値まとめ
- マイル有効期限:獲得月から36か月
- 国内線特典航空券:5,000〜15,000マイル程度(片道)
- 国際線エコノミー(アジア往復):25,000〜40,000マイル程度
- eJALポイント交換レート:1マイル=1〜1.5円相当(交換先による)
例外と注意点
マイル失効の通知:メール通知設定をオフにしていると失効に気づかないことがあります。マイルページの通知設定を確認してください。
改定の可能性:マイレージプログラムの交換レート・必要マイル数は航空会社が改定することがあります。本記事の数値は目安であり、最新情報は公式サイトで必ず確認してください。
ANAとJALでの相互使用:ANA・JALのマイルを相手方の特典航空券に使うことは原則できません。スターアライアンス(ANA系)・ワンワールド(JAL系)の加盟航空会社での特典航空券は使えます。
よくある質問
Q. マイルが失効したことに気づいた場合、復活できますか?
ANAもJALも、失効したマイルの復活サービスは行っていません。失効前に使い切ることが唯一の対策です。残高と有効期限は定期的にログインして確認する習慣をつけてください。
Q. マイルを他人に譲ることはできますか?
ANAは有料(マイル移転サービス)で第三者への移転が可能です。JALは家族間合算以外の第三者への譲渡は規約上禁止されています。いずれも詳細は公式サイトで確認してください。
Q. クレジットカードのポイントをマイルに交換する場合、期限はリセットされますか?
クレジットカードのポイントをマイルに交換した場合、交換した時点が「マイル獲得月」となるため、その月から36か月の期限が発生します。つまり古いカードポイントをマイルに交換すれば、期限を延ばせることになります。
参考資料
- ANAマイレージクラブ「マイルの有効期限」— ANAマイルの期限・失効ルールの公式説明
- JALマイレージバンク「マイルの有効期限」— JALマイルの期限・確認方法の公式情報
- 国土交通省「航空サービス利用者のための情報」— 航空サービスに関する消費者向け参考情報
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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