2026年5月の食品値上げ70品目、菓子が38品目で家計影響は?
5月値上げは70品目に急減し家計影響は一時的に小。ただし4月の累積値上げで年家計はすでに数万円増。菓子・調味料が中心で買い置きで凌ぐのも一案。
目次(18項目)
結論から先に
2026年5月の食品値上げは70品目にとどまり、4月の2,798品目から大幅に急減しました。菓子38品目が最多で、チョコレート・スナック類が値上げの中心です。平均値上げ率は約13%。ただし2026年通年では年累計2万品目超の値上げが見込まれているため、5月の少なさは一時的な現象です。家計対策は①プライベートブランド活用、②値上げ前の買い置き、③代替品への切替え、④外食頻度の見直し、が現実的です。
どんな場合に当てはまるか
2026年5月の値上げ品目内訳
- 菓子:38品目(最多、チョコ・スナック中心)
- 調味料:12品目(マヨネーズ・ドレッシング・調味料)
- 加工食品:8品目
- 酒類・飲料:6品目
- 乳製品:3品目
- その他:3品目
主要メーカーの値上げ
チョコレート関連
- 明治・森永・グリコ・ロッテ
- 高級ライン(GODIVA・ロイズ・モロゾフ)も同調値上げ
スナック
- カルビー(じゃがりこ・ポテトチップス)
- 江崎グリコ(ポッキー・プリッツ)
- 湖池屋
飲料
- ペットボトル・缶コーヒー
- ビール・発泡酒・新ジャンル
値上げ要因の構造
- 原材料費:99.6%の値上げに影響
- 包装・資材:69.9%(ナフサ高騰の影響)
- エネルギー:60%超
- 物流:50%超
- 人件費:40%超
複数要因が重なる「複合値上げ」が標準パターン。
値上げ率の分布
- 10%未満:軽微(一部の食パン・牛乳)
- 10〜15%:標準(菓子・調味料の多く)
- 15〜20%:やや大きい(一部のチョコ・酒類)
- 20%超:稀(特殊な原材料の商品)
例外状況
値下げ・据え置きの品目
2026年通年で値下げ・据え置きとなった品目は限定的:
- 米(豊作と政府備蓄米放出)
- 一部の野菜(季節要因)
- 鶏卵(鳥インフルエンザの被害縮小で)
- 一部の輸入肉
これらも長期的には値上げ傾向は続いています。
プライベートブランドの動向
小売店のプライベートブランド(PB)は値上げ率が低めの傾向:
- イオン トップバリュ:値上げ率5〜10%程度
- セブンプレミアム:同等
- ライフ プレミアム:同等
- 業務スーパー:原材料価格の上昇分のみ
ブランド品 → PBへの切替えで月1,000〜3,000円節約可能。
家計の物価上昇インパクト
標準的4人家族の食費(月)
- 2024年5月:約8万円
- 2025年5月:約8.5万円(+6%)
- 2026年5月:約9万円(+5.9%)
- 年間ベース:12万円増加
これに電気・ガス代の値上げを加えると、家計全体で年20〜30万円のインフレ影響。
費用・リスク・注意点
家計対策の具体策
1. プライベートブランド活用
- 月の食費の30〜50%をPBに置換
- 月3,000〜8,000円の節約
- 子どもの好きなお菓子・調味料から始める
2. 業務スーパー・ディスカウントストア
- 業務スーパー:冷凍食品・お菓子が安い
- OKストア:肉・野菜が安い
- ロピア:肉中心、まとめ買い向き
- ドン・キホーテ:菓子・調味料が安い
3. ふるさと納税で食材調達
- 米・お肉・うなぎ・お菓子の詰め合わせ
- 寄附額の3割が返礼品価値
- 限度額内なら自己負担2,000円のみ
- 年4〜6回に分けて配送指定
4. まとめ買い・特売日活用
- イオン:5日・15日・25日(5%引き)
- ヨーカドー:8の日(8%引き)
- ライフ:火曜・金曜
- マルエツ:水曜
- 値上げ予告のあるものは予告前にまとめ買い
5. ポイント還元の最大化
- クレジットカード還元1%以上
- スーパー独自ポイント(WAON・nanaco・Ponta)
- d払い・PayPayなどスマホ決済の併用
- ふるさと納税ポータルのクレカポイント
6. 外食・コンビニ頻度の見直し
- 外食1回約2,000円 → 自炊300円:月10回減で月17,000円節約
- コンビニランチ700円 → お弁当持参200円:月20回で月10,000円節約
食品ロス削減
- 食材の使い切り(冷凍保存活用)
- 賞味期限管理アプリの活用
- まとめ買いの量を家族数で調整
食品ロスは家計の隠れたコストで、年5万円以上のロスが平均的とされます。
補助・支援の活用
物価高対応の給付金
- 住民税非課税世帯:給付金(自治体により異なる)
- 子育て世帯:物価高対応の子育て応援手当(2万円)
- 該当する場合は申請期限内に手続き
学校給食・学童
- 給食費の補助拡大が進む自治体あり
- 学童保育の食費補助
健康と節約のバランス
過度な節約で栄養不足にならないように:
- 野菜・果物・たんぱく質は削減対象から除外
- 加工食品を減らして基本食材中心に
- 一汁三菜のシンプルな食事構成
値上げの予兆を捉える方法
- 各メーカーの値上げ発表(多くは1〜3か月前に予告)
- ニュース・新聞のチェック
- スーパーの「変更予定」掲示
- まとめサイト「neage(値上げ)」「プライシー」など
よくある質問
Q. 6月以降の値上げ予定は?
帝国データバンク調査では、2026年6月以降も毎月数百〜千品目程度の値上げが予定されています。特に夏場は飲料・冷凍食品の値上げが集中する傾向。月初の値上げ発表をチェックする習慣を。
Q. 米の値上げはどうなっていますか?
2025年〜2026年に米価が大幅上昇しました。政府備蓄米の放出や輸入米拡大で一定の落ち着きが見られますが、銘柄米(コシヒカリ・ササニシキなど)は依然として高めです。ふるさと納税で各地の米を調達するのが家計対策として人気。
Q. 値上げに伴う「容量縮小(シュリンクフレーション)」も増えていますか?
はい、増えています。値上げではなく容量を減らす「ステルス値上げ」も多数。1袋20gのチョコが18gに、ペットボトル500mlが490mlに、など。実質的な単価上昇のため、容量も含めた比較が必要です。
Q. 子育て世帯への支援はありますか?
①物価高対応子育て応援手当(2万円/子):自治体により申請期限あり、②給付付き税額控除(2027年〜):低中所得世帯向け、③児童手当の拡充:2024年改正で対象拡大、④学校給食費の自治体補助、⑤こども医療費助成、を組み合わせて活用できます。
Q. 家計簿アプリは値上げ対応に役立ちますか?
役立ちます。①マネーフォワードME・Zaim・MoneytreeなどでクレカやペイPay履歴を自動集計、②カテゴリ別の支出推移を可視化、③値上げの影響額を月次で把握、④節約効果の検証、が可能。家計の「見える化」が値上げ対策の基本です。
参考資料
- 帝国データバンク「食品主要195社価格改定動向調査」— 月次の値上げ動向
- 総務省統計局「消費者物価指数」— 物価指標の公式データ
- 農林水産省「食料品の物価動向」— 政策的な見立て
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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