介護報酬が2026年6月改定、利用料はどう変わる?

結論

2026年6月臨時改定で職員賃上げ重視。1〜3割負担は据え置き〜微増。サービス内容・事業所により変動。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(22項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 影響を受ける利用者
  4. 改定の主な内容
  5. 利用者負担割合の判定
  6. 高額介護サービス費(月の上限)
  7. 介護報酬改定の歴史的経緯
  8. 例外状況
  9. 負担が大きく変わらないケース
  10. 負担が変わる可能性が高いケース
  11. 軽減制度を活用すべきケース
  12. 費用・リスク・注意点
  13. サービス別の月額負担目安(要介護2・1割負担の例)
  14. 介護報酬改定の影響度
  15. 介護情報基盤の段階運用
  16. 自己判断で避けたいこと
  17. サービス利用時のチェックポイント
  18. 介護費用負担を抑えるコツ
  19. 関連する2026年度の変更
  20. 介護を初めて使う場合の手順
  21. よくある質問
  22. 参考資料

結論から先に

2026年6月に介護報酬の臨時改定が実施されます。主な目的は介護職員の賃上げ支援と人材確保で、利用者側の1〜3割負担割合は変わりません。ただしサービスごとの介護報酬単位数(1単位=約10円)が一部見直されるため、月額の利用料が数十円〜数百円程度変動する可能性があります。ケアマネジャー・サービス事業所からの説明を確認してください。

同時期に「介護情報基盤」の段階運用も始まり、要介護認定・ケアプラン・被保険者証情報の電子共有によって手続きの簡素化が進みます。次回の制度見直しは2027年4月の介護報酬改定で行われる予定で、利用者負担割合の見直し(2割対象拡大)議論も継続中です。※個人差があります。具体的なサービス内容・負担額は事業所・ケアマネジャーにご確認ください。

どんな場合に当てはまるか

影響を受ける利用者

  • 訪問介護を週複数回利用
  • 通所介護(デイサービス)通所中
  • 短期入所(ショートステイ)利用
  • 特別養護老人ホーム入所中
  • 介護老人保健施設入所中
  • 介護医療院入所中
  • 居宅介護支援(ケアマネジメント)利用

改定の主な内容

  • 介護職員処遇改善加算の継続・拡充
  • 賃上げ支援のための加算強化
  • 介護報酬単位数の調整
  • 一部サービスの基準単位見直し
  • 介護情報基盤の段階運用

利用者負担割合の判定

  • 1割:本人合計所得160万円未満
  • 2割:本人合計所得160〜220万円
  • 3割:本人合計所得220万円以上
  • 被保険者証+負担割合証で確認
  • 毎年7月に判定更新

高額介護サービス費(月の上限)

  • 一般所得:月44,400円
  • 現役並み所得:月44,400〜140,100円
  • 低所得(住民税非課税):月24,600円
  • 上限超過分は申請で還付

介護報酬改定の歴史的経緯

  • 2024年4月改定:1.59%プラス改定
  • 2024年6月臨時改定:処遇改善加算統合
  • 2025年度:継続的な賃上げ支援
  • 2026年6月:今回の臨時改定
  • 2027年4月:次回本格改定の予定

例外状況

負担が大きく変わらないケース

  • 介護保険を月数回しか使わない
  • 基本的なサービスのみ利用
  • 加算項目が少ない事業所利用
  • ショートステイ等の短期利用

負担が変わる可能性が高いケース

  • 複数加算項目のあるサービス利用
  • 特別養護老人ホーム長期入所
  • 通所リハビリテーション継続利用
  • 訪問看護・訪問リハビリ併用
  • ケアプランに加算項目多数

軽減制度を活用すべきケース

  • 住民税非課税世帯:負担限度額認定証
  • 高額介護サービス費の上限到達
  • 高額医療・高額介護合算制度
  • 社会福祉法人の利用者負担軽減

費用・リスク・注意点

サービス別の月額負担目安(要介護2・1割負担の例)

  • 訪問介護週3回:月5,000〜7,000円
  • 通所介護週2回:月8,000〜12,000円
  • 短期入所4日:月15,000〜25,000円
  • 特別養護老人ホーム多床室:月60,000〜80,000円
  • 特別養護老人ホーム個室:月100,000〜150,000円
  • 介護老人保健施設:月80,000〜120,000円 ※食費・居住費別途、改定で多少変動

介護報酬改定の影響度

  • 1単位10円→10.1円程度の調整
  • 全体で1〜2%のプラス改定が継続予想
  • 利用者負担への直接影響は限定的
  • 加算項目の新設・廃止が個別に影響

介護情報基盤の段階運用

  • 2026年4月:一部自治体・事業所で運用開始
  • 2027年度:全国展開を目指す
  • マイナンバーカードを介護現場で活用
  • 同意のもと医療・介護情報を連携
  • 引越し・転居時の手続き簡素化

自己判断で避けたいこと

  • 介護報酬改定の内容をケアマネジャーに確認しない
  • 加算項目の意味を理解せず費用負担
  • 高額介護サービス費の申請忘れ
  • 負担割合証の更新確認漏れ
  • 介護情報基盤の同意手続き軽視

サービス利用時のチェックポイント

  • ケアプランの内容と妥当性
  • 加算項目の必要性
  • 事業所の介護報酬請求の正確性
  • 領収書の保管(医療費控除等で使用)
  • 自己負担額の月次推移

介護費用負担を抑えるコツ

  • ケアマネジャーとの定期的な見直し
  • 必要最小限のサービス利用
  • 自治体独自の助成制度の活用
  • 高額介護サービス費の申請
  • 医療費控除での介護費用算入
  • 民間介護保険の検討

関連する2026年度の変更

  • 介護保険料率(第2号):1.62%(前年+0.03%)
  • 第1号被保険者保険料:3年ごと改定(次回2027年)
  • 介護休業給付:給付率最大80%(2026年度継続)
  • 介護休暇制度の改正

介護を初めて使う場合の手順

  1. 市町村の介護保険担当窓口に申請
  2. 認定調査(自宅訪問)
  3. 主治医意見書
  4. 介護認定審査会で判定
  5. 要介護度通知(申請から30日以内目安)
  6. ケアマネジャー選択
  7. ケアプラン作成
  8. サービス利用開始

よくある質問

上記FAQを参照してください。

参考資料

  • 厚生労働省 介護報酬改定
  • 厚生労働省 介護保険制度の概要
  • 介護情報基盤 デジタル庁

※本記事は一般的な情報提供であり、個別のサービス内容・負担額はケアマネジャー・事業所・市町村にご確認ください。

介護報酬が2026年6月改定、利用料はどう変わる? — 健康 関連イラスト (どうする?)
Photo by Vicky Nguyen on Unsplash

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参考資料

  1. 厚生労働省 介護報酬改定
  2. 厚生労働省 介護保険制度の概要
  3. 介護情報基盤 デジタル庁

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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