お盆帰省で飛行機を予約するなら、いつから動くべき?— 2026年は75日前の先得が狙い目
お盆の人気便は330日前から予約可能ですが、手軽に安い運賃を確保するなら、搭乗日の75日前の「先得」割引を狙うのが現実的で、片道1万円以下に抑えられる主要路線も多くあります。
目次(7項目)
東京や大阪から地方の実家へお盆に帰省するなら、飛行機の便数が多く割引きっぷも豊富な選択肢があります。ただ、8月13〜16日は混雑のピーク。同じ路線でも数日の差で運賃が数千円変わることもあります。いつ動けば、手頃な価格で席を押さえられるのか、現実的な予約戦略を整理しました。
お盆飛行機予約のスケジュール感
JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)の国内線は、通常、搭乗日の330日前から予約が可能です。2026年のお盆8月13日を例にすると、1月7日ごろから予約窓口が開きます。旅行会社の大手も同時期に枠を確保し始めるため、この日付を過ぎると「手配待ち」のように感じるユーザーもいます。
ただし、330日前の発売直後は定価運賃が主体で、割引きっぷはほぼ出ていません。安い枠が出るのは、発売開始から数週間〜1か月後になってから。「予約開始 = 最安」ではないという点が、多くの人が見落とすポイントです。
現実的な予約タイミングは「75日前」
JALが提供する「先得」割引は、搭乗日の「75日前」「55日前」「45日前」という区切りごとに割引率が異なります。75日前がこの中で最も割引率が大きく、羽田〜札幌、羽田〜福岡、伊丹〜成田といった主要幹線では片道8000〜9000円代に抑えられることが珍しくありません。
片道1万2000〜1万5000円の通常運賃と比べると、3000〜6000円の差になります。お盆のような繁忙期に、この割引を確保することは、予約全体の戦略として現実的です。
75日前というと、8月13日搭乗なら6月(6月1日ごろ)になります。つまり、本記事を読む7月下旬の時点では、既に75日前の割引窓口は閉じています。次のお盆や、秋の連休に向けて参考にしてください。
ANA は 2026 年 5 月から体系が変わった
一方、ANA は 2026 年 5 月から国内線の運賃体系をリニューアルし、従来の「ANA SUPER VALUE」「ANA VALUE」といった「先得」に相当する割引商品を廃止しました。代わりに、空席状況と需要に連動して価格が変動する「動的運賃」システムに統一されています。
このため、ANAで「いつが安いか」は日ごと・時間ごとに変わります。JALのように「75日前に予約すれば安い」という明確な指標がなく、こまめにサイトを確認して「今、この便は安いか」を判断する必要があります。運賃予測ツール(スカイスキャナー、Google Flights など)を併用すると、トレンドをつかみやすくなります。
ピーク期間と前後の日程で大きく異なる
8月13日(木)〜16日(日)がお盆の中核期間ですが、8月10日(月)・11日(火・祝)・12日(水)と比較すると、運賃にはっきりした段差が出ます。10日・11日は「まだお盆じゃない」という認識から、13日比で 2000 〜 4000 円安くなることもあります。
勤務先の休暇日程に融通がつけば、12日夜間便で出発するなど、ピーク日を避けるだけで大きく節約できます。逆に、お盆後の 17 日(月)以降なら、さらに安い運賃が復活することもあります。
LCC と全日空・日航の使い分け
ピーチ・アビエーション、バニラエア、ジェットスターといった格安航空会社(LCC)では、JAL や ANA より安い基本運賃を打ち出していることがあります。ただし、LCC は手荷物に厳しい制限があり、預け荷物は有料、座席指定料金も別途。
帰省で衣類や土産をたっぷり持ち帰る人にとっては、追加料金でトータルコストが逆転することもあります。同じ路線を複数社で比較し、「最安の基本運賃」ではなく「すべての手数料を含めた総額」で判断することが重要です。
キャンセルと変更ルールは事前に確認
特に先得割引は、キャンセル時の払い戻しルールが通常運賃より厳しい傾向にあります。JAL の先得では、搭乗日の直前までキャンセル可能なものが多いですが、払い戻しではなく「クレジット(次回以降のチケット購入に使える)」という制限があることもあります。
仕事の都合で日程がはっきりしない場合は、多少割引率は落ちても「変更手数料無料」という条件を選ぶ選択肢もあります。「安さだけで決めて、直前キャンセルできず困った」という状況を避けるため、予約時に約款をひと目通しておくのが安心です。
実践的な予約のコツ
同じお盆でも、会社の夏季休暇が 8 月 9 日〜 17 日と決まっているなら、できるだけ早期(75 日前や 55 日前)に予約を確定させるべきです。一方で、「9 月の 3 連休を使うかも」という状況なら、その時点での安い便を追いかける柔軟性をもたせるほうが無駄がありません。
また、同じ行き先でも、成田か羽田か、伊丹か関空かで運賃が異なることもあります。出発地や到着地の選択肢がわずかでもあれば、複数パターンで価格を比較してから決めると良いでしょう。
旅行会社の大型セール(ゴールデンウィーク明けや 6 月中旬)では、まとまった数の航空券をまとめ買いすることで特別な割引が出ることもあります。団体割引や法人割引も、会社の旅行支援制度があれば活用する価値があります。
※ 航空運賃は油価や為替、座席稼働率によって日々変動します。予約時点での最新情報を各航空会社の公式サイトで確認してください。
参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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