ANA国内線で予約時の名前入力が「カタカナ→ヘボン式ローマ字」に — 2026年5月19日変更

結論

2026年5月19日以降のANA国内線予約では名前をパスポート同様のヘボン式ローマ字で入力。既存予約はそのまま有効、新規予約から適用。長音符の扱いと姓名分け方に注意。

どうする?編集部 · · 読了 約5分
目次(6項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 例外状況
  4. 費用・リスク・注意点
  5. よくある質問
  6. 参考資料

結論から先に

ANA(全日本空輸)は2026年5月19日搭乗分から、国内線の予約・購入時の搭乗者名入力を、従来のカタカナからヘボン式ローマ字(パスポート表記と同じ形式)に変更しました。これは国内線と国際線のサービス共通化の一環で、海外からの旅行者・乗り継ぎ便利用者にもシームレスな体験を提供するための変更です。

ヘボン式ローマ字の標準ルールは、外務省パスポート発給時の表記基準と同じです。たとえば「タナカ」→「TANAKA」、「サトウ」→「SATO」(パスポートに合わせて「SATOU」「SATOH」と表記される人も)、「シミズ」→「SHIMIZU」、「コノ」→「KONO」、「コウノ」→「KONO」または「KOHNO」、と表記します。

特に注意が必要なのは長音符(伸ばす音)の表記です。「とう」「おう」を「O」「OU」「OH」のいずれで表記するかは個人のパスポートによって異なります。自分のパスポートの表記を予約時に必ず確認し、それと一致させることが基本です。

既存予約はそのまま有効です。2026年5月19日以前に購入したチケットは、カタカナ表記のまま当日のチェックイン・搭乗が可能です。新規予約からヘボン式ローマ字での入力が必要になります。

家族・連れの予約をする場合は、全員のパスポート(または公的身分証)を手元に用意して、それぞれのヘボン式ローマ字を正確に入力することが重要です。子どもや高齢者のローマ字表記は、本人があまり意識していないことが多いため、書類で確認するのが安全です。

どんな場合に当てはまるか

ヘボン式ローマ字入力が必要になる典型シーンは、(1)2026年5月19日以降のANA国内線を新規予約する、(2)旅行代理店経由ではなくANA公式サイト・アプリで直接予約する、(3)法人契約でANA国内線をWeb予約する、(4)ANAマイレージクラブで特典航空券を予約する、などです。

ヘボン式ローマ字の主なルール(外務省基準)は、(1)「し」→「SHI」、「ち」→「CHI」、「つ」→「TSU」、「ふ」→「FU」、「じ」→「JI」、「ぢ」→「JI」、「ず」→「ZU」、「づ」→「ZU」、(2)「ん」→「N」(ただし「ば、ぶ、び、べ、ぼ」「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」「ま、み、む、め、も」の前は「M」表記が一般的、たとえば「ナンバ」→「NANBA」または「NAMBA」)、(3)「を」→「O」、(4)促音「っ」は次の子音を重ねる(「サットウ」→「SATTO」)、です。

長音符の扱いは特殊で、(1)標準ヘボン式では長音符を表記しない(「サトウ」→「SATO」)、(2)パスポート式(修正ヘボン式)では「OO」「OU」を「OH」と表記する選択肢もある(「サトウ」→「SATOH」、「コウノ」→「KOHNO」)、というルールです。パスポートの記載と完全一致させるのが安全です。

家族の予約をする場合の典型ミスは、(1)家族のローマ字を自分の感覚で書いてしまう、(2)通称・愛称をローマ字化(「タッくん」→「TAK」のような表記)、(3)漢字読みのバリエーション(「ヨウコ」を「YOKO」「YOHKO」「YOUKO」のどれかで迷う)、(4)外国人配偶者・帰化者のミドルネーム入力ミス、などです。

子どもの予約では、保護者がパスポートを取得していないと、ローマ字表記が分からないケースがあります。母子手帳・住民票のローマ字表記欄を参考にするか、外務省パスポートのヘボン式変換ツール(公式サイトで提供)を使うのが安全です。

国際線と国内線の乗り継ぎ予約では、両方の予約で名前表記が一致している必要があります。乗り継ぎ手続き時に名前が異なると、確認・手続きで時間がかかります。

例外状況

外国人居住者・観光客がANA国内線を予約する場合、パスポートの英語表記(ファミリーネーム・ギブンネーム)をそのまま入力します。日本人と異なり、複数のミドルネーム・複数の姓を持つ人もいます。予約画面で全ての名前情報を正確に入力することが必要です。

子ども(特に乳幼児)の予約では、独立してパスポート未取得の場合があります。日本国内線では身分証明書として母子手帳・健康保険証・マイナンバーカードなどが使えますが、名前のローマ字表記は親の確認が必要です。

帰化・改名・結婚改姓した人は、最新のパスポート・公的書類との一致が重要です。古い書類のローマ字と現在のローマ字が異なる場合、最新版を優先します。

漢字表記が読めない人(難読・新興・キラキラネームなど)の場合、戸籍に記載された読み仮名から外務省規則でヘボン式に変換します。不安な場合は外務省のローマ字変換ツールで確認できます。

法人での社員出張予約の場合、社員データベースに登録されているローマ字表記が古い・誤っている可能性があります。出張前に本人のパスポートと照合して正しい表記に更新するのが安全です。

旅行代理店・予約サイト(楽天トラベル・JTB・Booking.comなど)経由でANAを予約する場合、これらのサービスがANAのシステムに合わせて入力フォームを更新するため、最新の入力ルールが反映されているはずです。ただし、過渡期は混乱があるため、予約後の確認が重要です。

費用・リスク・注意点

名前変更・修正の手数料は、(1)スペルミスの軽微な修正(1〜2文字)は無料対応、(2)姓名の入れ替え・大幅な間違いは変更手数料(3,000〜1万円)または再予約、(3)当日空港での修正は時間制限があり対応不可になる場合もあります。

リスクとして、(1)名前がパスポート・身分証と異なる場合の搭乗拒否、(2)チェックイン時に名前不一致で空港カウンター手続き必要(時間ロス)、(3)大量予約(団体・グループ)で1人の表記ミスが全員の搭乗時間に影響、(4)特典航空券・マイル払戻時の手続き複雑化、などがあります。

予約時の確認手順として、(1)パスポート(または住民票・運転免許証)を手元に置く、(2)画面に表示された入力済み名前を音読してパスポートと比較、(3)スクリーンショットで保存しておく、(4)予約完了メールで再確認、(5)空港チェックイン前に再度確認、これら5段階のチェックでミスを大幅に減らせます。

子ども・高齢者・家族分の予約では特に注意が必要です。一人で複数名分入力する場合、(1)各人のパスポート・公的書類を順番に確認、(2)入力後に一人ずつ画面で読み合わせ、(3)代表者だけでなく全員に確認、これが安全策です。

外国人配偶者・帰化者がいる家庭では、日本人配偶者と外国人配偶者の名前表記ルールが異なります。日本人はヘボン式、外国人はパスポート記載の英語表記(住民票やパスポートに記載されたとおり)を使用します。

家計負担として、変更・キャンセル手数料は1人あたり数千〜1万円程度なので、初回の入力ミスを防ぐことが最大の節約です。予約後3〜7日以内であれば多くの航空会社が無料訂正に応じることが多いため、購入直後の確認が重要です。

セキュリティ面でも、ローマ字表記の不一致はテロ対策の文脈で問題視されることがあります。国際線と国内線で異なる表記の場合、不審者扱いされて追加質問・チェックの対象になる可能性があります。

よくある質問

Q: 「ベン」さんは「BEN」?「BENN」? A: 標準ヘボン式は「BEN」、修正ヘボン式(パスポート式)でも「BEN」が一般的です。「ん」は単一の「N」が標準ルールです。

Q: 「シンジ」さんは「SHINJI」?「SHINNJI」? A: 「SHINJI」が標準です。「ん」は重ねません。「JI」は「ジ」の標準ヘボン式表記です。

Q: 「コウタロウ」さんは「KOTARO」「KOUTARO」「KOHTARO」? A: パスポートと一致させるのが原則です。標準ヘボン式は「KOTARO」、長音符を「H」で表現する場合は「KOHTARO」、「U」で書く場合は「KOUTARO」となります。

Q: 大文字・小文字の使い分けは? A: 通常はすべて大文字(KOTARO TANAKA)または姓名のみ大文字(Kotaro Tanaka)が一般的です。ANAの予約画面では指定された入力ルールに従ってください。

Q: 海外で取得したパスポートの英語名でも問題ないですか? A: パスポートに記載された名前で予約すれば問題ありません。日本のパスポート・外国のパスポートいずれもOKです。

参考資料

ANA国内線で予約時の名前入力が「カタカナ→ヘボン式ローマ字」に — 2026年5月19日変更 — 旅行 関連イラスト (どうする?)
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参考資料

  1. ANA 国内線と国際線のサービス共通化
  2. 外務省 パスポートのヘボン式ローマ字表記
  3. 国土交通省 航空局

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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