富士山の入山料4,000円、登る前にどこで登録する?

結論

登るルートを先に決め、静岡県側はFUJI NAVI、山梨県側は吉田ルート予約ページを確認。入山料、登録、山小屋予約は別々に見ます。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(23項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 2026年の主な変更点
  4. 各ルートの概要
  5. 事前登録の手順
  6. 山小屋の予約も必須
  7. 例外状況
  8. 山小屋なし登山の条件
  9. 子ども・高齢者の参加
  10. 天候・状況による中止
  11. 障害者・配慮が必要な方
  12. 費用・リスク・注意点
  13. 富士登山の総費用(参考)
  14. 必要な装備
  15. 高山病対策
  16. 安全対策
  17. よくあるトラブル
  18. トイレの問題
  19. 駐車場の制限
  20. キャンセル・払戻し
  21. 弾丸登山禁止の理由
  22. よくある質問
  23. 参考資料

結論から先に

2026年の富士登山は全ルート(吉田・須走・御殿場・富士宮)で入山料4,000円が必須となり、事前学習修了が条件です。静岡県側は「FUJI NAVI」、山梨県側は「吉田ルート通行予約システム」で事前登録します。**弾丸登山規制(14時〜翌3時の入山時間帯は山小屋宿泊必須)**も本格的な開始され、安全な計画的登山が求められます。確実に登るには事前予約+e-ラーニング修了が標準ルートです。

どんな場合に当てはまるか

2026年の主な変更点

  • 入山料:全ルートで1人4,000円(2025年は山梨吉田ルートのみ2,000円から)
  • 事前登録:静岡県側は必須
  • e-ラーニング:30分程度の事前学習・修了テスト
  • 弾丸登山規制:14時〜翌3時の入山時間帯は山小屋宿泊必須
  • 定員管理:1日あたりの入山者数制限
  • キャッシュレス決済:FUJI NAVIアプリで事前決済可能

各ルートの概要

吉田ルート(山梨県側・最も人気)

  • スバルライン5合目(2,305m)から出発
  • 標高差:1,471m
  • コースタイム:上り6〜7時間・下り3〜5時間
  • 1日定員:約4,000人
  • 山小屋数:14軒(最多)

須走ルート(静岡県側)

  • 須走口5合目(2,000m)から
  • 富士宮よりも傾斜が緩やか
  • 山頂までの距離が長め
  • 7合目で吉田ルートと合流

御殿場ルート(静岡県側)

  • 新5合目(1,440m)から
  • 標高差最大(2,336m)
  • 山小屋が少なく上級者向け
  • 大砂走り(下山ルート)が特徴

富士宮ルート(静岡県側)

  • 富士宮口5合目(2,400m)から
  • 山頂までの距離が最短
  • 急傾斜で体力的に厳しい
  • 老朽化が指摘される山小屋あり

事前登録の手順

静岡県側(FUJI NAVI)

  1. FUJI NAVIアプリをダウンロード(iOS・Android)
  2. 個人情報・登山計画を入力
  3. e-ラーニング受講・修了テスト(30分程度)
  4. 入山料4,000円をクレカ決済
  5. 入山証QRコードが発行される
  6. 当日5合目で確認

山梨県側(吉田ルート)

  1. 富士登山オフィシャルサイトから予約
  2. 登山日時・人数を選択
  3. 入山料4,000円を決済
  4. 予約確認証を発行
  5. 当日5合目で予約確認

山小屋の予約も必須

弾丸登山規制により、山小屋宿泊なしで14時以降に登るのは原則禁止。

  • 通常は7合目〜8合目の山小屋を予約
  • 1泊2食つきで8,000〜12,000円
  • 早めの予約推奨(4〜6月に予約が埋まる)
  • 主要予約サイト:富士山合衆国・各山小屋直接

例外状況

山小屋なし登山の条件

  • 入山時間が3時〜14時の間
  • 当日中に下山する日帰り登山
  • 体力・装備が十分な経験者
  • ガイド付きツアーで規定ルートを守る場合

子ども・高齢者の参加

  • 小学生:保護者同伴必須、体力的余裕が必要
  • 中学生:保護者または引率者の判断
  • 高齢者(70歳以上):医師相談、ガイド付きが望ましい
  • 既往症あり:心臓病・喘息・糖尿病等は医師相談必須

天候・状況による中止

  • 暴風雨・落雷予報時は入山停止
  • 高山病で7合目以上に進めない場合の引き返し
  • 入山券の払戻し制度(中止の場合)

障害者・配慮が必要な方

  • 静岡県・山梨県とも障害者対応の検討中
  • バリアフリーの登山道は限定的
  • 介助者同伴での登山プランあり
  • 事前相談で個別対応

費用・リスク・注意点

富士登山の総費用(参考)

1泊2日プラン(中級者向け)

  • 入山料:4,000円
  • 5合目までの交通費(東京から):6,000〜10,000円
  • 山小屋宿泊(1泊2食):10,000円
  • 装備レンタル(必要分):5,000〜15,000円
  • 食事・行動食:3,000〜5,000円
  • 飲料:2,000円
  • 合計:30,000〜50,000円

必要な装備

必須

  • 登山靴(防水、足首をホールド)
  • 雨具(上下セパレートタイプ)
  • 防寒着(フリース・ダウン)
  • ヘッドライト+予備電池
  • リュック(30L以上)
  • 飲料(2L以上)
  • 行動食(カロリーメイト・チョコなど)
  • 帽子・手袋
  • 保険証のコピー

あると便利

  • ストック・トレッキングポール
  • ゲイター(雨・砂対策)
  • 救急用品
  • 携帯トイレ
  • マスク(高山病対策)

高山病対策

  • 5合目で1〜2時間の高度順応
  • 急激な登山ペースを避ける
  • 深呼吸を意識的に
  • 水分補給を多めに
  • 高山病予防薬(医師相談)

安全対策

  • 単独登山は避ける
  • 携帯電話の充電を確保
  • 家族に登山計画を共有
  • 体調不良時は迷わず引き返す

よくあるトラブル

  1. 山小屋満室で宿泊できない
  2. 天候急変で予定変更
  3. 高山病で頂上に行けない
  4. 下山時の膝・足の痛み
  5. 想定以上の寒さ
  6. トイレが少ない

トイレの問題

  • 5合目以上は有料トイレ(200〜300円)
  • 携帯トイレの携行が推奨
  • バイオトイレが整備されている小屋もあり

駐車場の制限

  • 吉田ルート:マイカー規制期間あり(バス利用必須)
  • 須走・御殿場:駐車場限定
  • 富士宮:シャトルバス利用推奨
  • 事前に駐車場予約システム要確認

キャンセル・払戻し

  • 個人都合:規定に従って一部返金または不可
  • 天候・災害による中止:全額返金
  • 健康上の理由:診断書提出で返金検討

弾丸登山禁止の理由

過去の事故・遭難の多くが「夜間の山小屋なし強行登山」が原因:

  • 体力消耗による滑落
  • 低体温症
  • 高山病
  • 道迷い

これらを減らすための弾丸登山規制です。

よくある質問

Q. 7月から開山ですが、7月初旬と8月中旬で違いはありますか?

①7月初旬:気温低め、雪が残ることも、夜間は氷点下、②7月中旬〜8月上旬:本格シーズン、混雑、③8月中旬〜9月初旬:暑さ落ち着く、空気が澄む、9月は雨・台風リスク、です。初心者は7月中旬〜8月上旬の安定期がおすすめ。

Q. 子どもと一緒に登りたいです。何歳から大丈夫?

小学生(特に高学年)から可能ですが、体力・天候・装備で慎重に判断。一般的には①小5以上で経験豊富な保護者同伴、②7合目以上の山小屋から登る「分割登山」、③ガイド付きツアー利用、を検討してください。富士山登山の児童向けプランもあります。

Q. ガイド付きツアーは何がよい?

①初心者でも安心、②天候判断のプロ、③高山病等のトラブル時の対応、④登山計画・山小屋予約・入山料手配が一括、⑤約2万円〜の追加費用、⑥団体定員あり、です。HISなどの旅行代理店、フィールドガイドサービス、富士山登山ツアー専門会社が主催。

Q. 当日急に登りたいと思いました。事前登録なしでも登れますか?

①山梨県側(吉田ルート):当日券あり、定員超過で入山できない場合あり、②静岡県側:原則事前登録必須、③弾丸登山規制:14時〜翌3時の入山には山小屋宿泊必須、④e-ラーニング:当日もスマホで受講可能、⑤入山料:現地支払いも可、です。確実な登山には3〜4週間前の事前登録を強く推奨。

Q. 富士山以外の登山にも入山料は広がりますか?

長野県・北アルプスの一部地域で入山料・協力金の議論が進んでいます。富士山の取り組みが他の山岳地帯のモデルケースになる可能性。観光地・国立公園での「保全費徴収」の流れは今後も拡大する見通し。

参考資料

  • 富士登山オフィシャルサイト — 公式情報・予約システム
  • 静岡県「富士登山事前登録システム(FUJI NAVI)」— 静岡側公式
  • 山梨県「吉田ルート通行予約」— 山梨側公式
富士山の入山料4,000円、登る前にどこで登録する? — 旅行 関連イラスト (どうする?)
Photo by Debby Hudson on Unsplash

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参考資料

  1. 富士登山オフィシャルサイト
  2. 静岡県「富士登山事前登録システム(FUJI NAVI)」
  3. 山梨県「吉田ルート通行予約」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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