2026年のフィッシングはリアルタイム型・ボイスが急増。何に気をつける?

結論

電話・SMSの催促にはその場で即決しない。一度切って公式番号を自分で調べ直し、別経路でかけ直す。送金前に家族・#9110に相談を。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(22項目)
  1. 結論から先に
  2. 2025〜2026年の被害動向
  3. 主な手口
  4. リアルタイム型フィッシング
  5. ボイスフィッシング
  6. SMS型(スミッシング)
  7. 著名人なりすまし
  8. 危険信号
  9. 当てはまる人・例外
  10. 狙われやすい
  11. 守りやすい習慣を持つ
  12. 防御の基本
  13. 電話への対応
  14. メール・SMSへの対応
  15. 認証強化
  16. 被害発生時の対応
  17. 直後(1時間以内)
  18. 翌日〜
  19. 失敗しやすい対応
  20. 予防のチェックリスト
  21. よくある質問
  22. 参考資料

結論から先に

2026年もフィッシングは継続的な脅威で、特にリアルタイム型・ボイスフィッシングが急増しています。電話やSMSで「至急の対応」を求められたら、その場で即決はせず、電話を切ってから公式サイト記載の番号にかけ直してください。送金前には家族・警察相談ダイヤル#9110に相談を。

2025〜2026年の被害動向

  • 2025年上半期のフィッシング報告件数:前年比約89%増
  • SNS詐欺は前年比178%増
  • ボイスフィッシングで1回4億円の被害例
  • 高齢者だけでなく若年層も被害に

主な手口

リアルタイム型フィッシング

  1. 偽サイトのリンクをSMS・メールで送付
  2. 利用者が本物そっくりの画面でID・パスワード入力
  3. 犯罪者が裏で同時に本物のサイトにログイン
  4. ワンタイムパスワードも同時入力
  5. 二段階認証を突破して送金実行

ボイスフィッシング

  1. 警察・銀行・通信会社を名乗る電話
  2. 「あなたの口座が不正利用されている」と告げる
  3. 「捜査用口座」「保管用口座」への送金を指示
  4. 暗号資産への変換を指示
  5. 短時間で大金を送金させる

SMS型(スミッシング)

  • 「不在通知」「未納料金」を装うSMS
  • 偽サイトでクレジット情報を入力させる
  • マルウェアをインストールさせる

著名人なりすまし

  • SNS広告で「必ず儲かる投資」を強調する文言
  • LINEで個別誘導
  • 詐欺グループへの送金を促す

危険信号

  • 「至急」「今すぐ」「期限内に」と急かす
  • 電話・SMSで送金や口座変更を要求
  • 銀行口座・カード番号・暗証番号を尋ねる
  • 「他の人に相談しないで」と言う
  • 不審なURL(公式と1字違い)
  • 文中の不自然な日本語

当てはまる人・例外

狙われやすい

  • 高齢者(特にスマホ初心者)
  • ネットショッピングの利用が多い
  • SNS広告に反応しやすい
  • 平日昼間に在宅
  • 「公的機関の電話」を信用する世代

守りやすい習慣を持つ

  • 公式アプリを使う(ブラウザでログインしない)
  • ハードウェアキー認証を使う
  • 知らない番号に出ない
  • 家族で詐欺情報を共有
  • 銀行・警察の代表番号を登録

防御の基本

電話への対応

  1. 知らない番号には出ない
  2. 出てしまったら一旦電話を切る
  3. 公式サイトの代表番号にかけ直す
  4. 急かされても判断を急がない
  5. 家族・警察に相談

メール・SMSへの対応

  1. リンクをクリックしない
  2. 公式アプリから直接ログイン
  3. 送信元アドレスを確認
  4. 日本語の不自然さをチェック
  5. 怪しい場合は公式問い合わせ

認証強化

  1. ハードウェアキー(FIDO2)を使う
  2. パスワードマネージャーでログイン
  3. SMSコードに頼らない
  4. 二段階認証は必須

被害発生時の対応

直後(1時間以内)

  • 警察相談ダイヤル#9110
  • 銀行・カード会社に連絡
  • 送金停止・口座凍結依頼
  • パスワード変更

翌日〜

  • 警察への被害届提出
  • フィッシング対策協議会への報告
  • 信用情報の確認
  • 各種証拠の保存

失敗しやすい対応

  • 「自分が悪い」と相談しない
  • 詐欺を取り戻そうと追加送金
  • 「弁護士を紹介する」二次被害業者を信じる
  • 証拠を消してしまう
  • 家族に黙る

予防のチェックリスト

  • パスワードは使い回さない
  • 二段階認証はハードウェアキーまたは公式アプリ
  • 不審な電話に出たら即切る
  • 家族で詐欺情報を共有
  • 銀行・警察の正規番号を登録
  • 月1回のセキュリティチェック

よくある質問

Q. 通信会社からの料金未納SMSが来ました。

通信会社が料金未納をSMSで通知し、リンクから即支払いを求めることは通常ありません。電話を切ってから、公式アプリまたは公式サイトから自分の利用状況を確認してください。

Q. 「警察ですが、あなたの口座が不正に使われています」と電話が来ました。

警察は電話でこの種の指示は出しません。一度電話を切り、警察相談ダイヤル#9110か、最寄り警察署の公式番号にかけ直してください。

Q. 二段階認証を有効にしていればフィッシングは大丈夫?

SMSコード型は突破されやすいです。可能なら公式アプリのプッシュ認証またはハードウェアキー(FIDO2)を使ってください。

Q. メール内のリンクから何度もログインしてしまいました。

すぐにパスワード変更とログイン履歴の確認。心配な場合は信用情報機関で照会するのも有効です。

参考資料

  • 警察庁「フィッシング対策」— 制度・注意喚起
  • 警察庁「サイバー空間をめぐる脅威の情勢」— 統計と傾向
  • フィッシング対策協議会— 報告窓口と最新情報
2026年のフィッシングはリアルタイム型・ボイスが急増。何に気をつける? — IT・スマホ 関連イラスト (どうする?)
Photo by Yogesh Phuyal on Unsplash

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参考資料

  1. 警察庁「フィッシング対策」
  2. 警察庁「サイバー空間をめぐる脅威の情勢」
  3. フィッシング対策協議会

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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