Windowsパソコンでブルースクリーンが何度も出る、原因の特定方法

結論

ブルースクリーンのエラーコードを記録し、信頼性モニターとWindows メモリ診断を実行してください。原因が特定できない場合は修理店への相談を検討し、保証期間内かどうかを先に確認しましょう。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(11項目)
  1. 結論から先に
  2. ブルースクリーンが繰り返す主な原因
  3. エラーコードの読み取り方
  4. 信頼性モニターで発生状況を把握する
  5. Windowsメモリ診断でRAMを確認する
  6. ドライバーの更新・ロールバック
  7. 当てはまるケース・当てはまらないケース
  8. 費用の目安と保証確認
  9. 例外と注意点
  10. よくある質問
  11. 参考資料

結論から先に

Windowsのブルースクリーン(BSoD)が繰り返す場合、まずブルースクリーン画面のエラーコードを記録してください。次に「信頼性モニター」で発生履歴を確認し、「Windowsメモリ診断」でRAMの異常を調べます。これらの結果からドライバー・メモリ・ストレージのどこに問題があるかを絞り込めます。自分で特定できない場合、修理相場は2〜5万円です。購入後1〜2年以内なら製品保証で無償修理できる可能性もあるため、メーカーに先に問い合わせることをお勧めします。

ブルースクリーンが繰り返す主な原因

ブルースクリーンは「Windowsが続行不能な致命的エラーを検知して強制停止した状態」です。表示されるエラーコードによって原因の種類が異なります。

ドライバーの不具合が最多原因のひとつです。グラフィックドライバーやWi-Fiドライバーが壊れているか古い状態で、WindowsUpdateや新しいソフトをインストールした直後に発生しやすいです。

メモリ(RAM)の故障では、読み書きエラーが蓄積してシステムが不安定になります。MEMORY_MANAGEMENT、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA などのコードが表示されることが多いです。

ストレージ(SSD・HDD)の劣化では、OSが乗った領域の読み込みエラーが起きます。特に3〜5年使ったHDDで出やすいです。

ウイルス・マルウェア感染が原因になることもあります。Windows Defenderでスキャンして除外してから原因を絞り込んでください。

エラーコードの読み取り方

ブルースクリーンが出た瞬間、画面の中ほどに英字大文字のSTOPコードが表示されます。スマートフォンで撮影するのが最も確実な記録方法です。コードの例と原因の対応を以下に示します。

STOPコード疑われる原因
IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALドライバーの問題が多い
MEMORY_MANAGEMENTRAM故障またはドライバー
PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREARAM故障またはストレージ
CRITICAL_PROCESS_DIEDシステムファイル破損
KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILUREドライバーまたはマルウェア
SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED特定ドライバーの不具合

コードをMicrosoftのサポートページで検索すると、原因と推奨の対処方法が確認できます。

信頼性モニターで発生状況を把握する

スタートメニューの検索欄に「信頼性」と入力して「信頼性履歴の表示」を開くと、カレンダー形式でPCのエラー履歴が確認できます。BSoDは赤い「×」印で表示されます。

発生した日付の前後に何かをインストールしたか、WindowsUpdateが適用されたかを確認してください。因果関係が見えれば原因を絞り込む手がかりになります。「失敗したイベントの詳細」をクリックするとドライバー名やモジュール名が記録されていることもあります。

Windowsメモリ診断でRAMを確認する

スタートメニューで「Windowsメモリ診断」を検索して開き、「今すぐ再起動して問題を確認する」を選びます。作業中のファイルは先に保存してください。再起動後に自動で診断が始まり、10〜20分程度で完了します。

完了後にWindowsが起動すると、通知センターに「問題は見つかりませんでした」または「ハードウェアエラーが検出されました」という結果が表示されます。エラーが出た場合、メモリの交換が必要です。

ドライバーの更新・ロールバック

デバイスマネージャー(スタートを右クリック→デバイスマネージャー)を開き、「!」マークがついたデバイスがあれば右クリックして「ドライバーの更新」を試します。

BSoDが特定のWindowsUpdateの後から始まった場合は、「ドライバーを元に戻す」を選ぶと直前のバージョンに戻せます。グラフィックドライバーはNVIDIA・AMD・Intelの公式サイトから最新版をダウンロードすることをお勧めします。

当てはまるケース・当てはまらないケース

自分で対処しやすいケース

  • BSoDがWindowsUpdateやソフトインストール直後から始まった(ドライバー問題の可能性)
  • 特定の作業(ゲーム中・動画編集中など)だけで起きる
  • Windowsメモリ診断でエラーなし

修理を検討すべきケース

  • メモリ診断でエラーが検出された
  • ブルースクリーンの頻度が日に数回以上に増えた
  • パソコンを分解してみたいが自信がない
  • 購入から3年以上経過して複数の箇所が劣化している可能性がある

費用の目安と保証確認

修理費用は原因によって大きく変わります。

  • ソフトウェア修正・OS再インストール:1〜2万円
  • メモリ(RAM)交換:部品込みで1〜3万円
  • SSD交換:部品込みで2〜4万円
  • マザーボード交換:5万円以上になるケースあり

自分でパーツを購入して交換する場合(自作PCなど)は部品代のみです。ノートパソコンは分解が難しいため、専門店へ依頼するのが現実的です。

購入から1〜2年以内の場合はメーカー保証の範囲内になるケースがあります。NEC・富士通・Lenovo・Dell・HPなどは電話またはWebでサポートを受け付けています。修理店に持ち込む前にメーカーのサポートページで保証状況を確認してください。

例外と注意点

熱暴走による疑似BSoD:CPUやGPUが過熱するとBSoDが発生することがあります。パソコン内部のほこりを掃除し、使用中にファンが適切に回っているか確認してください。

ストレージの健康状態:「CrystalDiskInfo」(無料ソフト)でSSD・HDDの健康状態を確認できます。「注意」「異常」と表示された場合は早急にデータのバックアップを取ってください。

セーフモードでの確認:起動時にF8キー(または電源オン後に「設定→回復→今すぐ再起動」経由)でセーフモードを起動します。セーフモードで問題が出ない場合、サードパーティのドライバーやソフトが原因の可能性が高いです。

システムの復元:「コントロールパネル→システム→システムの保護→システムの復元」から、BSoDが出る前の時点に設定を戻せることがあります。個人データは消えませんが、その後にインストールしたソフトは削除されます。

よくある質問

Q. ブルースクリーンが出た後、自動再起動してしまって画面が読めません。

設定→システム→詳細情報→「起動と回復の設定」を開き、「自動的に再起動する」のチェックを外してください。次にBSoDが出たときに画面が止まるため、エラーコードを確認できます。

Q. ミニダンプファイルを読む方法はありますか?

C:\Windows\Minidumpにダンプファイルが保存されています。「WinDbg」または「WhoCrashed」(無料)で解析するとドライバー名やエラーの詳細が確認できます。技術的な知識が必要になるため、詳しくない場合は修理店に持参するのも選択肢です。

Q. BSoDが起きたときのデータは大丈夫ですか?

未保存のデータは消えますが、保存済みのデータは通常失われません。ただしBSoDの原因がストレージの故障である場合、データが破損するリスクがあります。繰り返し発生している場合は早めにバックアップを取ってください。

Q. Windowsを初期化すれば直りますか?

ソフトウェアが原因の場合は初期化で改善することがあります。ただしメモリやストレージなどのハードウェア故障が原因の場合は初期化しても解決しません。先にメモリ診断を行ってからハードの異常がないことを確認した後に初期化を検討するのが順序として適切です。

参考資料

  • Microsoft「ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング」— エラーコード一覧と対処方法
  • Microsoft「Windows メモリ診断を使ってメモリの問題を確認する」— 診断ツールの使い方
  • IPA「マルウェア・ランサムウェア対策」— ウイルスが原因の場合の参考情報
Windowsパソコンでブルースクリーンが何度も出る、原因の特定方法 — IT・スマホ 関連イラスト (どうする?)
Photo by Arnold Francisca on Unsplash

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参考資料

  1. Microsoft「ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング」
  2. Microsoft「Windows メモリ診断を使ってメモリの問題を確認する」
  3. 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「マルウェア・ランサムウェア対策」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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