再エネ賦課金が4.18円に。6月の請求書で月いくら増える?

結論

再エネ賦課金は4.18円/kWh。6月の請求書で初めて1か月分反映。1人暮らし月800円程度、4人家族月1700円程度。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(31項目)
  1. 結論から先に
  2. 当てはまる人
  3. 影響が大きい世帯
  4. 影響が比較的小さい世帯
  5. 単価の推移
  6. 過去5年の動向
  7. 値上げの理由
  8. 世帯別の試算
  9. 1人暮らし
  10. 2人世帯
  11. 4人家族
  12. オール電化4人家族
  13. 請求書での確認
  14. 表示場所
  15. 計算式
  16. 6月請求書の特徴
  17. 電気代の見直し
  18. 電力会社の料金プランの確認
  19. 料金プランの最適化
  20. 節電による効果
  21. 太陽光発電
  22. 政府の支援との関係
  23. 電気・ガス支援
  24. 補助と賦課金の関係
  25. 例外と注意点
  26. 検針日の影響
  27. 太陽光発電の余剰売電
  28. 工場・店舗の負担
  29. 全国一律
  30. よくある質問
  31. 参考資料

結論から先に

2026年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は1kWhあたり4.18円に引き上げられました。前年の3.49円から0.69円の増額で、過去最高の単価です。

5月検針分から適用開始ですが、5月分は使用日の途中からの計算になります。6月の請求書で初めて1か月分まるごとが新単価で計算されます。

世帯ごとの目安は次のとおりです。

  • 1人暮らし(月200kWh):月836円
  • 2人世帯(月300kWh):月1,254円
  • 4人家族(月400kWh):月1,672円

当てはまる人

影響が大きい世帯

  • 電気使用量が月400kWh以上の大家族
  • オール電化住宅
  • 在宅勤務で電気を多く使う
  • エアコン使用が長時間

影響が比較的小さい世帯

  • 単身・少人数で電気使用量が控えめ
  • 太陽光発電を自家消費
  • ガス併用で電気使用量を抑えている

単価の推移

過去5年の動向

  • 2021年度:3.36円
  • 2022年度:3.45円
  • 2023年度:1.40円(一時的に引き下げ)
  • 2024年度:3.49円
  • 2025年度:3.49円
  • 2026年度:4.18円

10年前と比べて約3倍に上昇しています。

値上げの理由

  • 再エネ電源の買取量増加(太陽光・風力・バイオマス)
  • FIT制度の長期契約に基づく支払い
  • 卸電力市場の価格動向

世帯別の試算

1人暮らし

  • 月の電気使用量:200kWh前後
  • 再エネ賦課金:200 × 4.18 = 836円
  • 前年(3.49円)との差:月138円増

2人世帯

  • 月の電気使用量:300kWh前後
  • 再エネ賦課金:300 × 4.18 = 1,254円
  • 前年との差:月207円増

4人家族

  • 月の電気使用量:400kWh前後
  • 再エネ賦課金:400 × 4.18 = 1,672円
  • 前年との差:月276円増

オール電化4人家族

  • 月の電気使用量:600〜800kWh
  • 再エネ賦課金:2,508〜3,344円
  • 前年との差:月414〜552円増

請求書での確認

表示場所

  • 紙の明細:通常、電気料金内訳の下のほうに記載
  • Web明細:「再エネ賦課金」または「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として記載

計算式

使用量(kWh)× 単価(4.18円)

6月請求書の特徴

  • 5月の途中から新単価適用:5月請求は一部のみ新単価
  • 6月請求は全部が新単価で計算
  • 「ようやく値上げが目に見える」タイミング

電気代の見直し

電力会社の料金プランの確認

基本料金、従量料金、燃料費調整、再エネ賦課金の合計が電気代です。再エネ賦課金は法律で決まるため、電力会社が違っても同じ単価です。

料金プランの最適化

時間帯別料金、季節別料金、契約アンペアの見直しで月数百円の差が出ることがあります。

節電による効果

1日100円の節電 = 月3,000円の電気代削減。再エネ賦課金の値上げ分(月138〜276円)は、日常の節電工夫で吸収できる範囲です。

太陽光発電

新築・リフォーム時の太陽光導入は、自家消費分の電気代と再エネ賦課金の両方を減らせます。投資回収には10〜15年が目安。

政府の支援との関係

電気・ガス支援

2026年7〜9月に電気・ガス代の補助が再開予定です。補助の単価は補正予算成立後に正式公表される見込みです。

補助と賦課金の関係

補助は「使用量×単価」で電気代を割引、賦課金は同じ仕組みで電気代を加算します。差し引きでネットの負担額が決まります。

例外と注意点

検針日の影響

電力会社・地域によって検針日が異なるため、5月の請求書に新単価が一部反映される範囲は世帯ごとに違います。

太陽光発電の余剰売電

余剰電力を売電している家庭は、再エネ賦課金の負担と売電収入の両方があります。

工場・店舗の負担

事業用の電気使用量が多い場合は、月数万円〜数十万円の負担増になることがあります。一部の事業者には減免制度があります。

全国一律

再エネ賦課金は全国一律の単価です。電力会社や地域による差はありません。

よくある質問

Q. なぜ毎年こんなに上がるの?

太陽光発電の買取制度(FIT)は長期間(10〜20年)の契約で、過去に高い単価で契約された電源の買取が今も続いています。買取量が増えるほど、賦課金単価が上がる仕組みです。

Q. 賦課金は止められないの?

法律で定められた制度のため、消費者が個別に支払いを止めることはできません。電力会社を変えても同じ賦課金が課金されます。

Q. 節電すれば賦課金も減る?

はい。使用量×単価なので、使用量を減らせば賦課金も減ります。エアコンの設定温度を1℃変えるだけでも、月数十円〜数百円の差になります。

Q. 6月から7〜9月の支援が始まれば相殺できる?

支援の単価がまだ正式公表されていません。2025年夏(7〜9月)の補助は1kWhあたり数円規模だったため、再エネ賦課金の値上げ分とほぼ相殺される可能性があります。

参考資料

  • 経済産業省「再生可能エネルギー固定価格買取制度」 — 単価決定の根拠
  • 資源エネルギー庁「再エネ賦課金」 — 制度の全体像
  • 各電力会社の料金プラン — 個別の請求の見方
再エネ賦課金が4.18円に。6月の請求書で月いくら増える? — くらし 関連イラスト (どうする?)
Photo by Michael Kahn on Unsplash

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ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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