ANA国内線リニューアル、スタンダードとシンプルの選び方
スタンダードは普通の旅行向け、シンプルは安いが変更不可、フレックスは変更柔軟だが高い。日程確定度で選ぶ。
目次(27項目)
結論から先に
ANA国内線の運賃が2026年5月19日からリニューアルされ、スタンダード・シンプル・フレックスの3区分に再編されました。日程が確定していて安く済ませたい方はシンプル、一般的な旅行で多少の変更可能性がある方はスタンダード、変更・キャンセルが多い方はフレックスが向いています。プレミアムクラス・ファーストクラスは別の運賃体系です。2026年5月18日までに予約した旧運賃は、搭乗日が5月19日以降でも有効です。
新運賃の3区分
スタンダード(中間)
- 一般的な旅行者向け
- 価格:中間
- 変更:出発前まで可能(手数料あり)
- 払い戻し:可能(取消手数料あり)
- マイル積算:標準
シンプル(安い)
- 日程確定向け・コスト重視
- 価格:最安
- 変更:原則不可
- 払い戻し:取消手数料が高め
- マイル積算:低め
フレックス(柔軟)
- ビジネス・急な変更がある方向け
- 価格:高め
- 変更:出発前まで無料
- 払い戻し:手数料少なめ
- マイル積算:高め
価格の目安(東京-大阪・羽田-伊丹)
リニューアル後の通常期片道:
- シンプル:8,000円〜
- スタンダード:14,000円〜
- フレックス:22,000円〜
繁忙期・週末・直前購入では、それぞれ20〜50%上がる傾向です。
自分に合う運賃の選び方
出張・出張帰り(日程変動あり)
→ フレックスまたはスタンダード(早期割引)
観光・休暇(日程確定)
→ シンプルまたは早期割引のスタンダード
帰省・冠婚葬祭(日程変動の可能性)
→ スタンダード(変更可能性を確保)
急な出張・予期せぬ移動
→ フレックス(変更柔軟)
早期割引との関係
早期予約割引(2026年5月19日以降は新名称)は、シンプル・スタンダードのいずれかの中で適用されることが多いです。
- 75日前:30〜50%割引
- 28日前:20〜35%割引
- 21日前:15〜25%割引
- 7日前:10〜15%割引
早く予約するほど安いというルールは変わりません。
旧運賃との違い
旧運賃(〜2026年5月18日)では、
- ANA SUPER VALUE(早期割引各種)
- ANA VALUE(値引き)
- ANA FLEX(普通)
- バリュートランジット(乗継割引)
など、複数の運賃が存在していました。新運賃ではこれらが3区分に整理されたため、選びやすくなった反面、選択肢が少なくなった面もあります。
名前のカタカナ入力
2026年5月19日からは、航空券予約時の名前入力がヘボン式カタカナで統一されました。
- 例:山田太郎 → ヤマダ タロウ
- パスポートはヘボン式ローマ字(YAMADA TARO)
- 国際線は変更なし
国内線では、漢字入力ができなくなる代わりに、間違いを減らす目的があります。
オンラインチェックイン
2026年5月19日以降、ANAのオンラインチェックインは国内線・国際線で統一されました。
- 国内線:出発24時間前から
- 国際線:出発24時間前から
アプリでチェックインしてから、空港で手荷物だけ預ければよい、というシンプルな流れになっています。
名前の入力ミス
予約時の名前入力ミスは、ANAの方針として:
- 微細な誤字(1〜2文字):無料で修正可能
- 大幅な変更:キャンセル+再予約が必要
- パスポート名と異なる場合:国際線は搭乗不可
予約後、表示された名前を確認する習慣をつけてください。
マイル積算率の変更
新運賃のマイル積算率:
- フレックス:75〜100%
- スタンダード:50〜75%
- シンプル:25〜50%
- プレミアム:100%
実際の積算率は搭乗距離・運賃クラスにより変動します。マイルを貯めたい方は、シンプルの安さよりスタンダードの積算率が有利になることもあります。
払い戻し・キャンセル料
各運賃の払い戻し時の取消手数料:
シンプル
- 出発前まで:取消手数料 40〜60%
- 出発後:取消不可
スタンダード
- 出発前まで:取消手数料 30%
- 出発前24時間以内:取消手数料 50%
- 出発後:取消不可
フレックス
- 出発前まで:取消手数料 5〜10%
- 出発前24時間以内:取消手数料 20%
- 出発後:取消不可
体調不良・自然災害などの正当な理由がある場合は、別途証明書の提示で減免される場合があります。
アップグレードの選択
予約後に上位運賃へアップグレードしたい場合:
- シンプル→スタンダード:差額+手数料
- スタンダード→フレックス:差額+手数料
- スタンダード→プレミアム:差額+手数料
差額の試算はANAのウェブサイトでできます。
まとめ買いの工夫
往復切符・出張パックの活用で、片道価格を抑えられる場合があります。
- 往復セット割
- 宿泊セット(ANA楽パック)
- 旅行会社のパッケージツアー
頻繁にANAを利用する方は、マイル特典+プレミアムクラスの併用もコスト効率がよい場合があります。
競合との比較
ANA以外の選択肢:
- JAL:同様の運賃体系
- スカイマーク:LCC寄りの安さ
- ピーチ・ジェットスター:LCC最安
時期・路線・搭乗時間で、最安が変わります。比較サイトで都度確認するのがおすすめです。
5月19日以降の注意
- 旧予約は旧運賃のまま有効
- 新規予約は新運賃で
- アプリ・ウェブサイトのアップデートが必要
- 名前のカタカナ入力に注意
- マイル積算率の変更も確認
ANAのアプリは2026年5月19日に大きくアップデートされたので、最新版に更新してから予約してください。
よくある質問
Q. 旧運賃で予約済みです。どうなりますか?
2026年5月18日までに予約した旧運賃は、そのまま有効です。搭乗日が5月19日以降でも、予約時点の運賃ルールが適用されます。新運賃に変更したい場合は、いったんキャンセルして新たに予約する必要があり、差額の取り扱いはケースで変わります。
Q. シンプル運賃の制限はどれくらい厳しいですか?
シンプル運賃は、原則として変更不可・払い戻しは取消手数料が高め、というルールが多いです。スカイマークやLCCの最安運賃に近い性格です。日程が確定している方や、安く済ませたい方に向いています。
Q. プレミアムシート・ファーストクラスは別ですか?
ANAのプレミアムクラス・ファーストクラスは、別の運賃体系です。2026年5月19日のリニューアルで、名称が変更され「ANAプレミアム」「ANAファースト」の呼称になります。マイル積算率や機内サービスの内容は別途確認してください。
Q. マイル積算率は変わりますか?
新運賃ではマイル積算率も変更されます。シンプル運賃は積算率が低め、スタンダードは中程度、フレックスは高めの傾向です。ANAウェブサイトの「マイル積算」ページで、運賃別の積算率を確認できます。
Q. 急な変更・キャンセルが多い人にはどれがおすすめ?
急な変更・キャンセルが多い方は、フレックス運賃が向いています。出発前の変更は手数料なし、変更後の差額も柔軟、というルールが特徴です。スタンダードでも一定の変更は可能ですが、規約により制限があります。
参考資料
- ANA「国内線運賃のリニューアル」— 公式の運賃説明
- ANA「国内線運賃ご案内」— 運賃別の詳細
- 国土交通省「航空運賃制度」— 国内線の運賃の仕組み
広告
参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
関連記事
京都の宿泊税が2026年3月から1泊3,000円になる?対象と影響は?
旅行 どうする?京都の宿泊税が2026年3月から1泊3,000円になる?対象と影響は?
結論京都市の宿泊税は2026年3月から最大3,000円に。1泊6,000円未満は200円、5万円以上は3,000円と段階的。観光客の宿泊コストが上がります。
国内旅行のキャンセル料は台風で免除になる?
旅行 どうする?国内旅行のキャンセル料は台風で免除になる?
結論台風で公共交通機関が運休になればキャンセル料免除が原則。宿泊単体・自分の都合での回避は免除されない場合があります。
飛行機の機内持ち込みで化粧水100ml超を入れたまま検査に来た、どうする?
旅行 どうする?飛行機の機内持ち込みで化粧水100ml超を入れたまま検査に来た、どうする?
結論国際線は100ml超の液体は持ち込み不可。検査直前に気づいたら預け荷物への追加・受託カウンター戻り・没収のどれか。10〜30分の遅延を覚悟して対処。
出国税が3,000円に値上げ。2026年7月以降の海外旅行コスト
旅行 どうする?出国税が3,000円に値上げ。2026年7月以降の海外旅行コスト
結論2026年7月1日出国分から出国税が1,000円→3,000円に。6月30日までに購入の航空券は経過措置で旧税額のまま。
同じテーマの記事
タグ #ANA #国内線 #運賃リニューアル を含む他のカテゴリの記事も見る