iPhoneでマイナンバーカードを使うには?対応機種はXS以降、OSはiOS 18.5以降
iPhone XS以降+iOS 18.5以降でApple Walletにマイナンバーカードを追加できる。コンビニ証明書交付・保険証・e-Taxに対応。マイナ免許証は段階対応中。
目次(16項目)
結論から先に
iPhoneでマイナンバーカードを使うには、iPhone XS以降かつiOS 18.5以降が必要です。条件を満たした端末ならApple Walletに追加でき、コンビニの証明書交付・健康保険証・e-Tax(確定申告)・銀行口座開設の本人確認などに使えます。マイナ免許証のスマートフォン搭載や一部の保険証機能は段階的に対応が進んでいます。設定には物理のマイナンバーカードと暗証番号が手元に必要です。
使える端末・OSの条件
対応するiPhone
2018年秋に発売されたiPhone XS・XS Max・XR以降のモデルが対象です。具体的には以下が目安になります。
- iPhone XS / XS Max / XR(2018年)
- iPhone 11シリーズ(2019年)
- iPhone 12シリーズ(2020年)
- iPhone 13シリーズ(2021年)
- iPhone 14シリーズ(2022年)
- iPhone 15シリーズ(2023年)
- iPhone 16シリーズ(2024年)
iPhone X・iPhone 8以前のモデルは対象外です。
OSの要件
iOS 18.5以降が必要です。設定アプリ→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から現在のバージョンを確認できます。iOS 17以前のままでは設定画面が表示されません。
そのほかの条件
- Face ID または Touch ID が有効化されていること
- Apple IDに二要素認証が設定されていること
- 最新版のマイナポータルアプリがインストールされていること
Apple Walletへの登録手順
- iOSをiOS 18.5以降にアップデートする
- 設定アプリでFace ID(またはTouch ID)を有効化する
- App Storeからマイナポータルアプリをインストールまたはアップデートする
- マイナポータルアプリを開き「iPhoneのマイナンバーカード設定」を選ぶ
- 物理マイナンバーカードをiPhone背面にかざして読み取る
- 4桁の利用者証明用暗証番号を入力する
- 6〜16桁の署名用電子証明書パスワードを入力する
- 案内に従ってApple Walletへ追加する
所要時間はおおむね10〜15分です。Wi-Fiが安定している場所で行うと読み取りが安定します。
使えること・使えないこと
現在使えること
- コンビニ証明書交付:セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートの端末で住民票・印鑑証明・戸籍謄本などを取得できる
- 健康保険証:顔認証付きカードリーダーを導入している医療機関で保険資格の確認ができる
- e-Tax:スマートフォンからの確定申告で本人確認と電子署名に使える
- 銀行口座開設・本人確認:マイナンバーカードの電子証明書を使ったオンライン本人確認に対応
- マイナポータルの各種手続き:給付金申請・医療費通知確認など
段階的に対応が進んでいること
マイナ免許証は、運転免許証とマイナンバーカードを一体化した仕組みで、警察庁が2024年度以降の本格対応を進めています。スマートフォン画面での提示による免許確認は現時点では限定的です。対応状況は警察庁の公式情報を確認してください。
保険証の完全代替については、医療機関側のカードリーダー整備が進行中です。すべての医療機関で使えるわけではないため、受診先の対応状況を事前に調べておくと安心です。
当てはまる人・当てはまらない人
利用しやすい状況
- iPhone XS以降を使っていて、マイナンバーカードを取得済みの方
- 物理カードを持ち歩く機会を減らしたい方
- 確定申告をスマートフォンで行いたい方
- 医療機関に頻繁に通う方
注意が必要な状況
- 端末がiPhone X以前:機種変更を検討する必要がある
- iOSが18.5未満のまま:アップデートを先に行う
- マイナンバーカードを取得していない:市区町村の窓口で申請が必要
- 暗証番号を忘れた:市区町村の窓口での再設定が必要(3回連続入力ミスでロックがかかる)
- 機種変更後:旧端末の登録を削除してから新端末で再設定する
機種変更時の手順
iPhoneを新しい端末に買い替えた際は、再度同じ手順でWalletに登録する必要があります。旧端末のWalletに表示されているマイナンバーカードは自動的に無効化されます。新端末での再登録は10〜15分で完了します。
旧端末を売却・譲渡する前に、Apple WalletのカードをiPhone側で削除しておくことを推奨します。
費用・期限
- マイナンバーカードの申請費用:無料(再発行は一部有料の場合あり)
- iPhoneへの登録手数料:無料
- コンビニでの証明書交付手数料:住民票の写しは300〜350円(窓口は350〜450円が多い)
よくある質問
Q. 設定中に「読み取りできない」と表示される場合は?
物理カードの向きと端末の位置を少しずらして再度かざしてください。カバーが分厚い場合は外して試す方法も有効です。通信環境が不安定な場所では失敗しやすいため、Wi-Fiが安定した場所で行ってください。
Q. Apple Watch でも使えますか?
現時点ではiPhone本体のみの対応です。Apple WatchへのマイナンバーカードID追加は現状では提供されていません。
Q. Face IDが認証されなかった場合はどうなりますか?
Face IDの認証に失敗した場合は、パスコードでの認証に切り替えられます。マイナンバーカードの電子証明書は端末のセキュアエンクレーブに保存されているため、認証なしでは読み出しできません。
Q. マイナポータルアプリが古いとどうなりますか?
設定の途中でエラーが出るか、設定画面に進めないことがあります。App Storeで最新版への更新を先に済ませてください。
参考資料
- デジタル庁「iPhoneのマイナンバーカード」— 対応機種・設定手順・できること一覧
- Apple Support「Walletでマイナンバーカードを使う」— Wallet連携の詳細
- 公的個人認証サービス「スマートフォン用電子証明書について」— 技術的な仕様
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参考資料
掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。
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