パソコンのメモリ8GBで動作が重い、増設と買い替えどっちが得?

結論

5年以内・増設可能機種は8GB→16GB増設(1〜2万円)が得。オンボード・5年超は買い替え検討。MacBookは原則交換不可。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(15項目)
  1. まず増設可能か確認する
  2. 増設にかかる費用の目安
  3. 買い替えを検討する目安
  4. MacBookは特別
  5. 増設より先に試すこと(無料)
  6. 起動時の常駐ソフトを減らす
  7. Chromeのタブ整理
  8. 視覚効果を減らす
  9. ディスクの空き容量を確保
  10. 古い大容量アプリのアンインストール
  11. 増設の手順(一般的なノートPC)
  12. 買い替えの場合の選び方
  13. 古いパソコンの処分方法
  14. よくある質問
  15. 参考資料

まず増設可能か確認する

買い替え判断の前に、次の3点を順に確認してください。

  1. メーカーと型番を特定(本体裏面シールに記載)
  2. メーカーサイトで「最大搭載メモリ」「スロット数」「メモリ規格」を調べる
  3. オンボードか、スロット式か

オンボード(基板直付け)なら増設はできず、買い替えしかありません。スロット式なら8GB→16GBへの増設で大きく改善することが多いです。

増設にかかる費用の目安

  • DDR4 16GB(8GB×2):5,000〜8,000円
  • DDR5 16GB(8GB×2):7,000〜12,000円
  • 増設工賃(店舗依頼):3,000〜5,000円
  • 自分で増設:0円(手間のみ)

合計1〜2万円で済むため、買い替え(5〜15万円)と比べて圧倒的に経済的です。

買い替えを検討する目安

次の条件のうち2つ以上当てはまるなら、増設より買い替えの方が体感が大きく改善することが多いです。

  • 購入から5年以上経過
  • HDDを使っており、まだSSD化していない
  • バッテリーが1〜2時間しか持たなくなった
  • Windows 10で2025年10月のサポート終了後も使っている
  • ファンの音が大きく、すぐに熱くなる
  • USB-Cが付いていない、画面が小さい・古い

これらは増設では解決できないため、買い替えで一気に改善します。

MacBookは特別

MacBookは2018年以降のモデルでメモリ・SSDの交換が原則できません(基板に統合)。8GBで購入したMacBook Airで動作が重くなった場合、増設の選択肢はなく、買い替えが唯一の対応になります。

Apple純正の整備済製品(リファビッシュ)は新品より2〜3割安く、保証も1年付くため、買い替え時の選択肢として検討できます。

増設より先に試すこと(無料)

メモリ増設や買い替えの前に、これらを試して効果が出れば追加コストはゼロです。

起動時の常駐ソフトを減らす

タスクマネージャ(Ctrl+Shift+Esc)→「スタートアップ」タブで、不要なアプリの自動起動を無効化。

Chromeのタブ整理

20タブ以上開きっぱなしになっていれば、必要なものをブックマークして閉じる。Tab Suspender・OneTabなどの拡張機能でメモリ消費を抑える。

視覚効果を減らす

Windows 11では「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果」で透明効果・アニメーションをオフ。

ディスクの空き容量を確保

SSDの空き容量が10%以下になると動作が大きく遅くなる。不要ファイルを削除して20%以上空けておく。

古い大容量アプリのアンインストール

使っていないゲーム・Office旧バージョン・体験版アプリを削除。

増設の手順(一般的なノートPC)

  1. PCの電源を完全に切る、ACアダプタを外す
  2. バッテリーが外せるタイプは外す
  3. 底面のメモリスロット用のフタのネジを外す
  4. 金属部分に触れて静電気を放電
  5. 既存のメモリの両端の金具を外側に開いてメモリを取り出す
  6. 新しいメモリを斜めに差し込み、押し下げて固定
  7. フタを戻し、ネジを締める
  8. 起動して「設定」→「システム」→「バージョン情報」でメモリ容量を確認

うまく認識されない場合は、メモリの差し直し・別スロットでの試行をしてください。

買い替えの場合の選び方

  • メモリ:16GB以上(8GBはおすすめしない)
  • ストレージ:SSD 512GB以上
  • CPU:Intel Core i5(13世代以降)またはRyzen 5(7000番台以降)
  • 画面:14インチ・FHD(1920×1080)以上
  • バッテリー:実働8時間以上
  • 重量:通勤するなら1.4kg以下
  • USB-C/Thunderbolt 4を最低1ポート

新品で7〜12万円のレンジで十分なスペックが揃います。中古は1〜2年落ちの整備品が狙い目です。

古いパソコンの処分方法

買い替えた場合、古いパソコンは次のいずれかで処分してください。

  • メーカーの無料回収(PCリサイクルマーク付きなら無料)
  • 自治体の小型家電回収ボックス
  • 家電量販店の下取り
  • データを完全消去できるなら、フリマアプリで売却

データ消去は専用ソフト(DBAN・SDelete)や、SSDの場合はメーカーツールでセキュア消去を行ってください。

よくある質問

Q. メモリは同じメーカー・同じ規格で揃える必要がありますか?

DDR規格と速度(DDR4-2666など)が一致していれば、メーカーが違っても基本動作はします。ただし安定性のため、同じ製品を2枚セットで購入するのが推奨されます。デュアルチャネル動作で性能も少し向上します。

Q. 古いノートPCにSSDを後付けするのは効果がありますか?

HDD搭載モデルなら効果は大きく、起動時間が30秒→10秒程度に短縮されることもあります。SSD換装は5,000〜15,000円程度で済み、メモリ増設と組み合わせると古いPCでも数年延命できます。

Q. Windows 11にアップグレードできないPCはどうすべきですか?

2025年10月にWindows 10のサポートが終了したため、セキュリティ更新が止まっています。延長サポート(ESU)を利用するか、Windows 11対応PCに買い替えるのが安全な選択です。古いPCでLinux(Ubuntu、ChromeOS Flexなど)を使う選択肢もあります。

Q. Macの動作を軽くする方法は?

ストレージが満杯になると動作が遅くなります。「Appleメニュー」→「このMacについて」→「ストレージ」で使用状況を確認。不要なアプリの削除、写真のiCloud同期、Time Machineバックアップの整理が基本対応です。

参考資料

  • Microsoft「Windows 11 のシステム要件」— 必要メモリと推奨スペック
  • Apple「Mac のメモリの仕様」— 機種別の交換可否
  • 総務省「家庭用パソコン・スマホの安全な廃棄」— データ消去と回収の解説
パソコンのメモリ8GBで動作が重い、増設と買い替えどっちが得? — IT・スマホ 関連イラスト (どうする?)
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参考資料

  1. Microsoft「Windows 11 のシステム要件」
  2. Apple「Mac のメモリの仕様」
  3. 総務省「家庭用パソコン・スマホの安全な廃棄」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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