多子世帯の大学無償化、子3人以上で申請するには?2026年の期限

結論

子3人以上扶養している世帯は2026年度も大学・短大・専門学校の授業料無償化対象。在学中は毎年継続申請が必要。期限は学校により4〜6月。

どうする?編集部 · · 読了 約3分
目次(20項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 大学・短大・高専・専門学校に在籍中の多子世帯
  4. 子の年齢構成(扶養カウント)
  5. 自営業・フリーランス・会社員世帯
  6. ひとり親世帯で子3人以上扶養
  7. 養子・里親家庭
  8. 再婚で連れ子がいる世帯
  9. 例外状況
  10. 対象から外れるケース
  11. 注意が必要なケース
  12. 費用・リスク・注意点
  13. 国の基準額(2026年度・授業料の年間上限)
  14. 国公立大学の標準的な授業料
  15. 私立大学の場合の実費例
  16. 数値の目安
  17. 自己負担となる費用
  18. 他制度との併用
  19. よくある質問
  20. 参考資料

結論から先に

2025年度から始まった多子世帯(扶養する子3人以上)の大学等無償化制度は2026年度も継続しています。所得制限なしで授業料・入学金が国の基準額(年間最大70万円授業料+約26万円入学金)まで支援されます。対象は大学・短大・高等専門学校・専門学校で、在学中は毎年4〜6月の継続申請が必要です(新入生は入学時、在校生は毎年)。マイナンバーで所得・家族状況の確認が自動化されるため、申請書記入のみで手続き完了することが多いです。授業料・入学金以外の費用(教材費・住居費・生活費)は対象外で、別途奨学金(給付型・貸与型)の検討が必要です。

どんな場合に当てはまるか

大学・短大・高専・専門学校に在籍中の多子世帯

扶養している子が3人以上いる世帯。新規入学・在学中問わず対象になります。

子の年齢構成(扶養カウント)

  • 22歳到達後の最初の3月31日まで:扶養対象
  • 大学院在学中の子:別途条件あり
  • 社会人として独立した子:対象外
  • 病気・障害で扶養している子:対象(条件あり)

自営業・フリーランス・会社員世帯

所得制限がないため、職業・所得形態に関わらず対象。年収数千万円の高所得世帯も含まれます。

ひとり親世帯で子3人以上扶養

家族構成によっては対象。低所得の場合は修学支援新制度の併用で更に手厚い支援。

養子・里親家庭

養子縁組した子も扶養していれば対象。里親家庭は要件確認。

再婚で連れ子がいる世帯

配偶者の連れ子も扶養していれば対象になる場合あり。家族構成の確認が必要。

例外状況

対象から外れるケース

  • 扶養する子が2人以下
  • 修学支援新制度の対象(住民税非課税等)の場合は別制度として併用
  • 大学院生(修士・博士)は別制度
  • 海外大学への留学(条件付き対象)
  • 通信制大学(一部対象)

注意が必要なケース

  • 兄姉が在学中に就職・結婚で扶養から外れる
  • 留年・休学中の子
  • 学費が基準額を大幅に超える私立大学
  • 専攻分野により基準額が異なる
  • 学校により申請手続きが異なる

費用・リスク・注意点

国の基準額(2026年度・授業料の年間上限)

  • 国公立大学:70万円
  • 私立大学:70万円
  • 国公立短大:約62万円
  • 私立短大:約62万円
  • 国公立高専:約23万円(1〜3年)
  • 国公立専門学校:約56万円
  • 私立専門学校:約59万円
  • 入学金:26〜28万円(一回限り)

国公立大学の標準的な授業料

  • 国立大学:年53万5,800円(標準額)
  • 公立大学:年53万5,800円前後
  • 上限70万円なら全額カバー
  • 実質授業料負担:0円

私立大学の場合の実費例

  • 私立文系:授業料約100万円→無償化70万円+自己負担30万円
  • 私立理系:授業料約140万円→無償化70万円+自己負担70万円
  • 私立医学部:授業料約400万円→無償化70万円+自己負担330万円
  • 私立薬学部:授業料約170万円→無償化70万円+自己負担100万円

数値の目安

  • 多子世帯条件:扶養する子3人以上
  • 所得制限:なし(2025年度から撤廃)
  • 申請時期:在学中の毎年4〜6月
  • 判定通知:7〜8月
  • 支給開始:10月以降の授業料相殺
  • 必要書類:申請書、マイナンバー、所得情報(自動取得)

自己負担となる費用

  • 教材費・教科書代:年5〜30万円
  • 住居費・寮費:年30〜120万円
  • 食費・生活費:年30〜80万円
  • 通学費:年5〜30万円
  • 部活動・サークル費
  • ノートPC・パソコン購入

他制度との併用

  • 修学支援新制度(給付型奨学金):住民税非課税等の低所得世帯対象
  • 多子世帯加算:所得制限なし、扶養3人以上対象
  • JASSO貸与型奨学金:併用可、第一種(無利子)・第二種(有利子)
  • 民間奨学金:併用可
  • 大学独自の奨学金:併用可

よくある質問

Q. 兄姉が大学院生だと扶養カウントに入りますか?

大学院生は条件付きで扶養対象になります。家計を完全に支援している(扶養に入れている)場合は扶養カウント可能。所得税の扶養家族と同じ判定基準が原則です。

Q. 申請を忘れた場合の遡求はできますか?

過去年度分の遡求は原則できません。気付いた年度の翌年度から申請するしかなく、過去分は自己負担となります。毎年確実に申請することが大切です。

Q. 兄姉が独立して2人になった年度はどうなりますか?

独立した年度の継続申請時に状況変化を申告。次年度から対象外になります。在学中の子の学費は通常通り自己負担に戻ります。

Q. 私立大学で授業料が140万円の場合、いくら自己負担ですか?

国の基準額70万円が支給され、超過分70万円が自己負担。入学金は基準額26万円まで支給で、私立の入学金が30万円なら超過4万円が自己負担です。

Q. 海外留学中も支援は受けられますか?

短期留学・交換留学で在籍校に学費を払い続ける場合は通常通り。長期の正規留学で在籍校を休学・退学する場合は対象外。学校・JASSOに確認してください。

参考資料

  • 文部科学省「高等教育の修学支援新制度」— 制度の全体像
  • 日本学生支援機構(JASSO)— 申請窓口
  • JASSO スカラネット-Personal — オンライン申請
多子世帯の大学無償化、子3人以上で申請するには?2026年の期限 — 学び 関連イラスト (どうする?)
Photo by Anthony Riera on Unsplash

広告

広告枠 (AdSense 承認後に自動表示)

参考資料

  1. 文部科学省「高等教育の修学支援新制度」
  2. 日本学生支援機構(JASSO)
  3. JASSO スカラネット-Personal

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

関連記事

高校無償化の申請を4月に出し忘れた、もう間に合わない?

学び どうする?
学び2026年5月9日

高校無償化の申請を4月に出し忘れた、もう間に合わない?

結論高校無償化の4月申請を逃しても月遅れで追加申請可能。ただし支給は申請月以降で過去分は出ない。学校事務に至急相談を。

FP3級を飛ばして2級を直接受験できる?

学び どうする?
学び2025年11月26日

FP3級を飛ばして2級を直接受験できる?

結論FP2級は受験資格あり。原則3級合格か実務経験2年が必要。資格なし社会人は3級経由が最短。学習200時間を目安に。

漢検は準2級を飛ばして2級から受けてもいい?合格率と勉強時間

学び どうする?
学び2026年2月14日

漢検は準2級を飛ばして2級から受けてもいい?合格率と勉強時間

結論漢検は飛び級受験が可能で、準2級をスキップして2級を受けても問題ありません。ただし2級の合格率は約25%で、準2級レベルの知識が土台になるため、過去問で事前に実力を確認してください。

英検準1級を社会人が独学で合格するには何か月かかる?

学び どうする?
学び2025年11月4日

英検準1級を社会人が独学で合格するには何か月かかる?

結論TOEIC 700からなら6〜10か月、500からなら12か月以上が目安。語彙7500語、エッセイ・面接対策を週2回ずつ組み込む。

同じテーマの記事

タグ #大学無償化 #多子世帯 #2026年 を含む他のカテゴリの記事も見る