共通テスト本番で体調不良。途中退出すると追試になる?

結論

体調不良で受験困難なら無理せず試験官に申し出を。当日午後に大学入試センターに連絡し、追試の手続きを進めてください。

どうする?編集部 · · 読了 約4分
目次(20項目)
  1. 結論から先に
  2. どんな場合に当てはまるか
  3. 当日の急な発熱・腹痛・嘔吐
  4. 試験前日〜当日朝の体調不良
  5. インフルエンザ・新型コロナ感染
  6. 交通機関の遅延・天候不良で会場に到着できない
  7. 精神的な不調・パニック発作
  8. 怪我・事故
  9. 例外状況
  10. 途中退出せず継続を選んでよいケース
  11. 即時退出・追試を選ぶべきケース
  12. 費用・リスク・注意点
  13. 追試申請の費用と必要書類
  14. 追試の日程と会場
  15. 数値の目安
  16. 出願大学への影響
  17. 当日のチェックリスト
  18. 高校・予備校との連携
  19. よくある質問
  20. 参考資料

結論から先に

共通テスト本番で体調不良になった場合、無理に受験を続けることは推奨されません。試験官に申し出れば途中退出が認められ、追試(追・再試験)の対象になります。当日中に大学入試センターまたは会場担当に連絡し、医師の診断書と追試験受験願を提出することで、本試験の1〜2週間後に別会場で受験できます。追試の得点は本試験と同等に扱われ、出願大学への成績送付に使用されます。新型コロナ等の感染症についても特例措置で追試対象となることが多いため、受験を諦める前にまず申請を検討してください。

どんな場合に当てはまるか

当日の急な発熱・腹痛・嘔吐

試験中に体調が悪化し、受験継続が困難な状態。試験官に申し出れば途中退出と追試対象になります。

試験前日〜当日朝の体調不良

試験当日朝に発熱・頭痛・嘔吐があり、受験会場に向かう自体が難しい状態。医療機関で診断書を取得し、追試申請に切り替えます。

インフルエンザ・新型コロナ感染

インフル・コロナ陽性で発熱・倦怠感がある場合、感染拡大防止のため受験不可。学校・医療機関の届出書または診断書を取得し、追試対象になります。

交通機関の遅延・天候不良で会場に到着できない

天候・地震・人身事故などで会場到着が試験開始時刻に間に合わない場合、追試対象になる場合があります。発生時に駅員から「遅延証明書」を取得し、会場に連絡してください。

精神的な不調・パニック発作

強い緊張・パニック発作で受験継続が困難な場合も体調不良の一種として申し出可能です。試験官や保健担当に伝えてください。

怪我・事故

試験前日〜当日の急なけが(骨折・捻挫等)で会場移動・受験が困難な場合。診断書と追試申請で対応します。

例外状況

途中退出せず継続を選んでよいケース

  • 軽い体調不良で集中可能な範囲
  • 試験開始前に保健室で休めば回復しそう
  • 1科目だけ調子が悪く、残り科目は受験できそう

即時退出・追試を選ぶべきケース

  • 嘔吐・激しい腹痛で集中不可能
  • 高熱(38度以上)で意識朦朧
  • 嘔吐・下痢で他の受験者への影響リスク
  • 感染症陽性が確定している
  • 重大な怪我で安全が確保できない

費用・リスク・注意点

追試申請の費用と必要書類

  • 追試の受験料:別途不要(本試験の受験料に含まれる)
  • 医師の診断書:3,000〜5,000円
  • 追試会場への交通費・宿泊費:自己負担
  • 申請に必要:受験票、追試験受験願、診断書、本人の署名・捺印

追試の日程と会場

  • 本試験:1月中旬(土日)
  • 追試:本試験の1〜2週間後(土日)
  • 会場:全国数か所(東京近郊・関西の2拠点が中心)
  • 自宅から遠い場合は前泊が必要

数値の目安

  • 追試対象者数:年により異なるが数百〜数千人規模
  • 追試の難易度:本試験と同程度に調整
  • 追試問題の傾向:本試験と類似
  • 申請期限:試験翌々日〜数日以内
  • 追試結果通知:本試験と同時期

出願大学への影響

  • 追試の得点も国公立大学・私立大学共通テスト利用入試に使用可
  • 二次試験には影響しないことが多い(追試の数日後)
  • 大学によっては「追試結果待ち」の特別配慮あり
  • 国公立前期日程は通常通り受験可能

当日のチェックリスト

  • 受験票・身分証
  • 医師の診断書(前日までに発症の場合)
  • 健康保険証
  • 解熱鎮痛剤(症状が出た場合)
  • マスク・消毒液
  • 試験官・保健室への連絡先メモ

高校・予備校との連携

  • 担任の先生に試験前後の状況を共有
  • 学校が代理で大学入試センターに連絡することも可能
  • 体調管理は受験準備の一部として早めに整える

よくある質問

Q. 当日朝に発熱しました。家から会場に行けません。どうすれば?

①医療機関を受診し診断書を取得、②大学入試センターと受験会場に電話連絡、③追試験受験願を取り寄せる、④期限内に必要書類を提出、の流れです。連絡先は受験案内冊子と公式サイトに記載されています。

Q. 試験中に気分が悪くなりました。次の科目だけ追試にできますか?

科目単位での追試申請が可能です。途中退出した科目のみ追試扱いになり、他の受験できた科目はその点数が確定します。試験官に明確に「○○の科目を体調不良で受験困難」と伝えてください。

Q. 当日体調不良なら救急車を呼んでもよいですか?

意識障害・激しい胸痛・呼吸困難など重篤な症状なら迷わず119番を。試験官・会場担当が判断に困っている場合も救急要請を提案できます。受験を優先して救急要請を遅らせるべきではありません。

Q. 追試までに体調が回復しない場合は?

追試日の医師の診断書を再度取得し、当該大学への個別出願時に状況を説明します。出願大学によっては個別事情を考慮した二次試験の配慮(別日程・別室受験)を実施しています。出願先大学の入試課に直接相談してください。

Q. 親が代理で追試申請できますか?

本人が病床にあり申請困難な場合、親権者が代理で申請可能なことが多いです。診断書と委任状(本人の署名)を添えて手続きします。詳細は大学入試センターに電話で確認してください。

参考資料

  • 大学入試センター 公式 — 追試験の手続きと最新情報
  • 文部科学省「大学入学者選抜」— 試験制度の概要
  • 日本医師会「学校保健」— 学校・受験生の健康管理
共通テスト本番で体調不良。途中退出すると追試になる? — 学び 関連イラスト (どうする?)
Photo by Chelsea Gates on Unsplash

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参考資料

  1. 大学入試センター 公式
  2. 文部科学省「大学入学者選抜」
  3. 日本医師会「学校保健」

掲載時点で確認した資料です。制度やガイドラインは変わることがあるため、手続き前には各機関の最新情報も確認してください。

ご注意 この記事は一般的な情報を整理したものです。症状・家計・契約・法律関係など、個別判断が必要な場合は、医師・税理士・弁護士・行政窓口などにも確認してください。

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