こんにちは♪現在小4と小2の男の子を持つ親です。
※長男は現在高1になりました♪
月日の流れは速いもので、「先生の言っていることが全然わからない・・・」と言い出した頃低学年だった長男も、あれから何年か経ち、信じられない事ですが、現在偏差値72超の高校に楽しく通っています。漢字がほとんど書けない、鏡文字しょっちゅう、繰り上がり・繰り下がりの計算が苦手。小学校では夏休みの補習の常連さんになりました。不器用なわが子は、入学して間もなく小学校の授業から見事にこぼれ落ちました。本当にどうしたら?
という状態からのスタートでした。何より自信喪失という状態から救ってあげたい。母も試行錯誤、その時々必死でした。このサイトは、教育に関する知識も経験もほとんどない無知な母親の奮闘の記録でもあります。
塾に入れればいいのか?
小学校の先生も、多忙な中で一生懸命息子を見てくれていました。にもかかわらず、あまり改善しない。と、いう事は塾(他人様)に預けても今とあまり変わらないのではないか。彼の学業成績の問題は、彼の独特な個性の問題ではなかろうか?ならば、一緒にいる母が付き合ってあげようじゃない。可能な限り。そんな気持ちで始めた塾に頼らない自宅学習です。
読解力
それでも読解力は かなりのもの【漢字が苦手気味な息子】
どんな字でもバッチリ書けてしまうお子さんからしたら 漢字が苦手な息子。
漢字の何が苦手なのかというと、「正確に間違わずに書く」ということ。
女の子はお友達と言葉によるコミュニケーションが得意なので お手紙を書いたり字を書いたりすることを男の子ほど面倒くさがる子は少ないのではないでしょうか。
小学校6年間 漢字練習に苦痛を感じる息子を見てきて 姉妹ばかりで育ってきた母としては「そんなにも面倒くさいの?」と驚く事の連続。それなので、あまり字を書く事に神経質にならず まずは読める事、意味が分かる事を優先してきました。何より字や漢字に触れる事を嫌いになって欲しくはなかったから。
小学生から読める小説、漫画学習本(理科や社会)はルビも振ってあるので とにかく与えました。読めたら喜び、ほめる事に専念。
そしたら、読解力は ものすごく付きました。学力状況調査や統一テストなど学校のテスト以外のテストで威力を発揮するようになりました。国語の長文読解は速く正確に読めるようになっています。算数も、文章題の文章の読み取りは苦手ではありません。
こう考えると、もしかしたら完璧に「漢字が書ける」ことは小学校6年間の達成目標ではあっても絶対条件ではないのかもしれません。もちろん、本人が抵抗なく漢字を吸収していってくれる子なら本当に理想的です。
だけど、まだまだ課題は残ります。中学生そして高校生になると正確な字が書けないと他の教科・レポート等でも誤字により苦労しそうなので読めるんだから書く意識を持とうよ・・・という所を気づかせてあげたいなあと思っている所です。
読解力を伸ばす工夫(解き方を知る)
些末な話に聞こえますが、得点力・点数につなげるためには、「解き方」のコツもあるそうです。
これは、中学受験やその後の受験を乗り越えるのに必要な技術かもしれません。
問題文の読み方、選択肢や記述の解き方など、やり方を知っているかどうかで大きく差が付くのだそうです!
とするなら、読めてはいるけれど答え方や要領がつかめていないで
損をしているとしたら、本当にもったいない。
その方法論は進学塾や予備校では指導しているのでしょうが、本では以下2冊。
ただ、これらを読んでみると単に方法論のみにどどまらず。文章を「きちんと」読む事の本質をとらえた本だと思いました。
特に、早川尚子さん著の本は、おすすめです。
- まとめ これだけ国語 小泉浩明著
- 中学受験 お母さんが教える国語 早川尚子著 ダイヤモンド社
これだけ!国語〈まとめ〉 (森上スキル研の中学受験シリーズ)
価格:1,575円
価格:1,890円
読解力を伸ばす工夫(論理的に読めること)
うちのお子様も、読解力は 試行錯誤中です。
国語の読解力を伸ばすためには、「論理的に」読むこと・解く事が大切なんだそうです・・・
低学年のうちは、感覚的に何となく読んでいても そこそこなんだそうですが、中学年以降、特に小学校高学年以降になると 限界が出てくるとか。
文章読解・文章題の問題で、良い点が取れる時もあるけれど、がくんと悪い時もある、という場合は、論理的に読めているかチェックしてみるといいそうですよ。良い点が取れているときは、内容的に自分の気持ち・感情と文章の内容が "偶然はまった"だけの可能性もあります。
うーん、難しいですねー。
Z会 国語でも良かったです♪ 評価レビューあり
小学2年生の夏の終わりから始めたZ会の小学生コース。子供の成果としてすぐに表れたのは、「算数」でした。計算もそうですが、図形を使った応用問題にも対応できる力がついたように思います。小学校のテストの裏面の応用の問題も迷うことなく解けるようになりました。学校の通知表でも、それがハッキリ出ました。
ところが なかなか伸びないでいたのが「国語」でした。
よかったです♪ 中島克治さん「読解力をつける魔法の本棚」
子供の読解力ってどうやったらアップする? ひとくくりに「本を読むことが一番」と言われるけど、ただ読むだけでいいの・・・?
子供に読解力をつけてあげたいと思っている親は多いはず。私も、わが子に読解力をつけてあげたくて模索中です。そんな中で、良い本を見つけました♪
麻布中学校の国語の教師・中島克治さんの「小学生のための読解力をつける魔法の本棚」という本です。
学力を高める基本は、「読解力をつける」
国語力(読み、書き、作文表現)は、すべての基本と良く言われますが、スムーズに勉強ができるようになるために、とても大切だと思うのが、たぶん「読解力」。なぜかというと、小学校の授業は日本語だし、問われる問題も日本語で書かれたり、聞かれたりしてます。
もっと、厳密に言えば、『読んで分かる読解力』と、『言っている事がわかる力』、の広い意味での読解力を伸ばしてあげる事が大切だと感じてます。
ここに、ちょっと興味深いお話があります。脳の研究の第一人者、東北大学の川島教授の著作によれば、文章を読んでいる(音読している)時に働く脳の部分は、算数・数学の応用問題を解いているときと同じ部分だそうです。深い思考力や、観察力が必要とされる場面では、より読解に近い、または同じような脳の使い方をしているのかもしれません。
じゃあ、どうやったら読解力がつくの?